こんにちは。
毎日記録的な暑さで夏らしい日々になっておりますが、今月もApparelXの新規メーカーがどんどん登場しております。
今回はワーク・ミリタリー系を得意とする生地メーカー、ROKALをご紹介します!
ROKALは、東京に本社を置くテキスタイルメーカーです。
西脇、児島に拠点を構えているため、播州産地の先染め織物や備後地区のデニム、ミリタリー、ワーク素材などを数多く取り揃え、100品番ほどのオリジナル生地を在庫し販売しています。
会社の設立は2016年と比較的最近ですが、先日開催されたPremium Texitile Japanにも出展されており、多くのお客様と商談をされていました。
ROKALの特徴としては西脇、児島の得意分野を数多く取り扱っている点ですが、特にミリタリー系は印象強い品番が多いと感じております。
後ほどおすすめ品番としてご紹介もしますが、RMシリーズはミリタリーウェアのアーカイブからインスパイアされた素材。
実際にデッドストックの作業服を糸から解析した生地など、特にマニアの方にはたまらない生地が多く取り揃えています。
ミリタリー系は定番として常に需要のある素材ですので、探されている方には是非おすすめしたいシリーズです。
またその他にも、工場と連携し、キルト・プリント・ボンディング・コーティングなどさまざまな加工に対応しているのも特徴です。
それでは、ROKALのおすすめ品番をご紹介します!
1981年にアメリカ軍全軍で採用され、2012年の海軍の使用終了まで使用された戦闘作業服であるBDUを参考に作られたリップストップ素材。
コットン×ナイロンでもちろん高い耐久性を持ちます。
ミリタリー好きの方には有名かもしれませんが、97年に1年だけ生産されていた通称BLACK357のデッドストック品を糸から解析したとのことで、強いこだわりを感じる生地です。
ミリタリー系の生地はもちろん数えきれないほど様々なメーカーが提案していますが、このように参照したアイテムや時期を提示したものはあまりないと思います。
説得力のあるミリタリー生地のお探しの方はぜひ!
こちらもBDUをソースにしたリップストップ素材。
1984年から採用された中期型ウッドランドを参照しており、コットン100%です。
こちらはベーシックなカモとタイガーストライプの2種類の迷彩柄も在庫色としてラインナップされています。
探されている方は是非!
こちらは1947年、フランス軍が採用したM-47カーゴパンツを参照した生地。
カーゴパンツに使用されていただけあり、肉厚で非常に丈夫な生地に仕上がっています。
パンツ向けのミリタリー生地を探している方におすすめしたい、上質でオーセンティックな素材です。
こちらはヘリンボンツイル。
ミリタリーウェアですとリップストップ等機能的な生地のイメージもありますが、40年代のアメリカでは多くヘリンボンが採用されていたようです。
ミリタリーの機能性、無骨さは保ちつつ、よりクラシックな雰囲気を求める方にはおすすめです。
先述しましたが、ROKALは工場と連携し生地への後加工も得意としています。
こちらはポリエステルタフタにダイヤ柄キルト加工したもの。
キルト加工した状態で在庫しており、カラーバリエーションも豊富のため非常に使い勝手の良い素材です。
先述の通り、ROKALは西脇、播州地区にも拠点を構えているため、先染めの生地もラインアップしています。
こちらは先染めのコットンリネン。
斜子織(経緯の糸を2本以上ずつ引き揃えて平織にしたもの)で織られており、通気性がよく、肌触りも柔らかいため夏物におすすめです。
こちらは強撚糸を使用したドビー織素材。
表面に立体感があり、透け感があるのが特徴です。
グラデーションの効いたチェック柄も相まって、非常に夏らしい生地です。
いかがでしたか。
今回は新しく取り扱いがスタートしたROKALについてご紹介しました。
得意とするミリタリー生地、特に実際のミリタリーウェアをサンプルにしたRMシリーズは是非一度お試しいただきたい素材です。
ApparelXでは今回紹介した以外にもROKALの生地を多く取り扱っておりますので、是非ご覧になってください。
アパレル資材をお探しならアパレル資材BtoBサイトApparelXへ!
三和繊維の生地をお探しの方はApparelX ROKALのページへ!
大ロットでのご注文をご検討している、又は法人担当からの連絡をご希望されるお客様はオークラ商事問い合わせページまで!
2022年5月にオークラ商事へ入社。
現在資材のデリバリを中心に行っております。
ファッションが大好きなので、ファッション好きの観点から色んな情報をお届けします!