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YKK FASTENING CREATION for 2025レポート~YKKスナップ編~

こんにちは、ApparelX News 編集部の尾崎です。

今回は、11/6~7に東京にて開催された、YKKの展示会での様子、特にYKKスナップについてご紹介したいと思います!
弊社からは10名以上が展示会に参加させていただき、それぞれ様子をご紹介しておりますので、そちらも合わせて御覧ください。

YKKスナップについて

ご存知の方も多いかとは思いますが、YKKスナップは正式名称を「YKKスナップファスナー株式会社」と言い、いわゆるファスナーを扱うYKK株式会社とは別の会社です。

2000年にアメリカのファスナーや金属パーツを取り扱うU. S. SCOVILL社の日本法人を吸収合併しており、その名の通りスナップやタックボタンなど、アパレルに関わる金属パーツ類等を販売しています。

その特徴は、何と言ってもメイド・バイ・ジャパン(日本品質)を徹底させて維持している品質です。

その品質は世界中で高く評価されており、もちろん弊社でも引き合いの多いメーカーです。

また、アタッチメントやプレス機等も全て自社で生産しており、製品だけではなく取り付けの部分まで、アフターサービスも質が高いことでも有名です。

新商品のご紹介

ということで、今回YKKの展示会にて展示されていた、新商品、注目商品をご紹介していきます。

オール・アルミニウム タックボタン&リベットバー

こちらは、アルミニウムのみを使用した、ジーンズ用のタックボタンとリベット。

こちらは大きく2つの点でサステナブルな商品です。

まず金属パーツには真鍮が使用されることが多いですが、アルミニウムは再資源化しやすく、リサイクル性に優れています。

さらにアルミニウムは軽量のため、一度に大量に運ぶこともでき、輸送時のCO2発生の削減にも寄与します。

サステナビリティに特化し、メッキ処理は行われていませんが、実際に見たところ安っぽい感じはなく、むしろアクセントとなりそうな見た目でした。

アルミニウム糸縫いボタン

白サビ風フィニッシュ

こちらもアルミニウム製の糸縫い(ソーオン)ボタン。

タックボタン・リベットと同様にエコフレンドリーな商品です。

またこちらには、ヴィンテージライクな風合いの白サビ風のフィニッシュも合わせて提案されていました。

あくまで参考例ですが、アルミならではの色合いと白っぽいサビの風合いがマッチしていて、この素材だからこそ出せる味わいだと感じました。

新・ゴールド風フィニッシュ

こちらは、以前からあったゴールドのメッキよりも耐変色性が高く、コストパフォーマンスにも優れたゴールド風のフィニッシュ。

通常のゴールドメッキより耐変色性に優れているだけではなく、少し違った光沢があり、一味違った雰囲気でした。

ゴールドといってもそのメッキの色合い、風合いは様々ですので、機能性や光沢感の新しい選択肢として、おすすめできそうだと感じました。

鉄ボタン

こちらは読んで字の如く、鉄製のボタン。

現在はジーンズのパーツは真鍮が一般的ですが、世界大戦時などは一時的に鉄が使用されていたようです。

ジーンズ好きな方であれば、そうした歴史や背景を感じるパーツというのには、惹かれてしまうのではないでしょうか。

実際や重みも真鍮とは一味違い、個人的にも魅力を感じました。

ただ検針対応や錆については注意が必要で、使用の際には必ず相談が必要とのことでした。

機能性が高いものももちろんいいですが、決して使いやすいとは言えないものにも、魅力を感じてしまいますね。

おわりに

いかがでしたか。

今回は展示会でのYKKスナップの新商品、注目商品についてご紹介しました。

オークラ商事では、諸条件等はございますが、YKKスナップの商品の手配が可能ですので、気になる方はこちらまでお問い合わせ下さい。

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