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芯地は洋服の裏方さん?~基礎情報と人気商品のご紹介!~

皆様、こんにちは。ApparelXNews編集部の田中です。

毎日寒い日々が続いていますね。

冬は重ね着が必須!重ねるといえば、洋服が縫製される際も何種類かの生地が

重なって作られていきます。洋服を作るのに大切な生地、それが「芯地」です。

今回は、洋服の裏方さんである「芯地」についてご紹介します!

芯地とは

芯地は、衣服の裏地と表地の間に入っている見えない資材のことで

洋服を作るうえで欠かせない存在になります。

布に張りを持たせたり、変形や型崩れを防ぐなどの目的で使用されます。

お恥ずかしい話、入社前まで芯地の存在を知らず、布が一枚あれば洋服は作れる

とばかり思っていました・・・芯地様々ですね。

芯地の役割

1.形を保持する

芯地は衣服の型を保つために使用されます。特にジャケットやコートなど、

構造的なデザインが必要なアイテムには欠かせません。

2.強度を与える

衣服に耐久性を与え、洗濯や着用による型崩れを防ぐことで長持ちする衣服が作られます。

3.デザインの一部

芯地は衣服のデザインにおいても重要で、部分的に厚さや硬さを与えて

衣服にボリュームを出す工夫もされることがあります。

4.可縫製の向上

伸びやすい生地などは芯地を貼ることで縫製しやすくなるという側面も持っています。

衣料用芯地の種類

芯地は大きく2種類に分けられます。

接着芯・・・接着する芯地

フラシ芯・・・接着しない芯地

接着芯について

接着芯は、簡単に言うと生地に塗られている接着剤で

生地に貼ってしまうタイプのものです。

一般的に接着芯の方がフラシ芯よりも硬く機能的で、プレス機や

アイロンなどの熱で表生地に接着をします。

紳士服、婦人服、ユニフォームなど幅広く使用されています。

フラシ芯について

フラシ芯は、接着剤は無く縫製で作られるため柔らかく着心地も良いです。

毛芯地やシャツ芯などの使用されます。

毛芯地は、主に紳士服のスーツやジャケットの前身頃に使用され、

肩パット、裄綿の材料としても使用されます。

シャツ芯は、ドレスシャツの衿、カフス、前立てなどに使用されます。


水溶性仮接着芯とは

水溶性仮接着芯は、フラシ芯の一種で一時的に

接着芯となる芯地のことをいいます。

先ほど、フラシ芯は接着剤が無いと説明をしたので

混乱する方もいらっしゃるかと思います。

実際に私も大混乱でした(笑)

この接着芯は、製造時に接着芯と同じように表生地に貼りつけ

縫いやすくしてくれます。

ただし、フラシの状態になるのは一度水洗いや洗濯をした後で

購入直後は糊が抜けていないため、襟などが硬く注文と違うのでは?と

戸惑われてしまう点もあります。

ですが、水洗いさえしてしまえば通常のフラシ芯のような柔らかさが

復活するのでご安心ください!

商品のご紹介

ApparelXに掲載されている且つセンターでも在庫を取り扱っている

商品をいくつかご紹介します!

R111

R111 汎用性スタンダード芯地 日東紡インターライニング
R111

汎用性のあるストレッチ基布を使用しているため、表素材の動きにしっかりとフィットし

多様な素材に対応可能な商品です。また、特殊なポリアミド系ダブルドットを採用している

ため優れた接着芯強度が実現されています。

CS5005

CS5005

さまざまな表地に幅広く対応できる汎用タイプの接着芯です。

ET・CSシリーズの中厚タイプとなっています。

近頃注文が多くなっています。

ON42

ON42

重衣料向け接着芯で、柔らかい質感と軽量を兼ね備えています。

薄手なのに丈夫な素材となっています。

ONW50

ONW50

製品バイオ向けの高耐久タイプで、ワンウォッシュ仕上げや製品バイオ加工を施し

家庭での洗濯にも対応した企画になっています。

どの商品も注文の多い人気商品になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

芯地について簡単に説明してみました。

少しでも気になっていただけた方がいらっしゃれば1度

ApparelXサイトをご覧になってみてください。

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