AK品番以外にもキュプラを使用した生地があるんです、たとえばサンウェルにも。
42265はここ2年ぐらい定期的に出しているのですが、最近41256が立て続けに出たことがあったので、ちょっと調べてみました。
※「Bemberg(R)(ベンベルグ(R))」は綿糸として利用されないコットンリンターを有効利用した、旭化成株式会社の再生セルロース繊維キュプラの商標です。
品番 | 42265 | 41261 | 42505 | 41256 |
ブロードワッシャー | ミスティツイル | ツイルワッシャー | フィブリルツイル | |
混用率 | キュプラ60% コットン40% | キュプラ56% コットン44% | コットン55% キュプラ45% | キュプラ100% |
有効幅 | 110.0/112.0cm | 132.0/134.0cm | 104.0/106.0cm | 140.0/142.0cm |
長(乱) | 48.0m | 46.0m | 46.0m | 44.0m |
染色方法 | 後染め(PIECE DYED) | 後染め(PIECE DYED) | 後染め(PIECE DYED) | 後染め(PIECE DYED) |
目付 | 90.00g/m2 | 95.00g/m2 | 70.00g/m2 | 107.00g/m2 |
織 | 平織 | 綾織 | 綾織 | 綾織 |
ウォッシャブル | ウォッシャブル | – | ウォッシャブル | – |
エコフレンドリー | エコフレンドリー | エコフレンドリー | エコフレンドリー | エコフレンドリー |
接触冷感 | 接触冷感 | – | – | 接触冷感 |
目次
キュプラとコットンを組み合わせたブロード素材に、ワッシャー加工を施した生地です。
ワッシャー加工により、ナチュラルなシボ感と柔らかな風合いが生まれ、軽やかなドレープ性を実現しています。 この加工は、自然なシワ感を演出し、カジュアルながらも上品な印象を与えます。
表地・裏地どちらとしても活躍し、レイヤードのあるデザインにもおすすめです。
シリーズの中でも特にエレガントで高級感のある生地がこちら。
キュプラを100%使用したこの素材は、細やかな起毛加工(フィブリル加工)により、シルクのようななめらかさとマットな質感を併せ持っています。
繊細なピーチタッチとリラックス感のある洗い感は、適度な透け感と繊細な綾目が上品な薄手素材となっています。
しっとりとした落ち感と、控えめな光沢が品のある雰囲気を演出し、ドレッシーなブラウスやスカート、ワンピースなどのフォーマルな装いに向いています。
やわらかなツイル素材にワッシャー加工を施したことで、より立体感のある表情とこなれ感を演出してくれそう。
ワッシャー加工により、ナチュラルなシボ感と柔らかな風合いが生まれ、リラックスした印象を与えます。 この加工は、自然なシワ感を演出し、カジュアルながらも上品な印象を与えます。
キュプラのしなやかさとコットンのナチュラルさが見事に融合しています。
ミスティ(霧のような)という名の通り、微細な光沢と柔らかな風合いが特徴で、光の当たり方によってほんのりと表情を変え、上品な印象を与えます。
シャツや軽やかな羽織り、さらにはボトムスにも対応可能な、万能な素材感です。ややハリもあるため、シルエットを美しく保ちます。
なれると思います。多分ほぼ問題ないです。問題があるとすればAK品番より高いです。
ハリ感はAK9008のほうがあり、41256のほうがクタクタ感というか、柔らかさが残ります。
41256はフィブリル加工が施されていますので、ピーチスキンとまでは言わずとも、わずかに産毛感ががあります。でも摩擦するほど起毛しておりませんので、滑りはほぼ問題なさそうです。
ですが、フィブリル加工の影響か混率の影響か、41256には若干の繊維っぽさが見えます。
下記画像右側、白い線が経方向に走っているため、濃色では目立つかもしれません。明るめの色だとほぼ見えません。
AK1800のサンプル帳と41256を比べてみたら触った感じはほぼ一緒でした。
5cm程度のスワッチサイズですので眉唾ではありますが、AK1800の代わりに使っても問題なさそうです。
ちなみにAK品番に似てるとかどうとかは私が見ただけで判断してますので、もし代用をご検討の際はサンプル帳を取り寄せてご検討くださいませ。
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ベンベルグのキュプラ裏地をお探しの方はApparelX 旭化成のページへ!
サンウェルのキュプラ品番をお探しの方はApparelX サンウェルのページへ!
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百貨店のド真ん中にあったお直し屋から野に放たれ資材卸に転職してきた、ミシン踏むより資材見てるのが好きなタイプの人間。首振りネオバをシャカシャカするのが趣味。