裁断済パーツはいかがですか？裁断・縫製ポケットパーツのロット数とは？

流通センターにて日々、在庫管理、受発注、出荷などの業務をしているクボタです。

初めて記事を書きますが、実際に資材がどのように使われているのかなどわからないことだらけです。今回は、日々加工・出荷している縫製ポケットについて書きますが、そもそもこのポケットはどこに使われてるの？と思っていました。

倉庫業務とは

そんな事も知らずに仕事をしているのかと､メンズ営業サイドに怒られてしまいそうですが・・・・><

やはり、倉庫で在庫管理。出荷業務をしていてもお客様と話すことはほぼないですし、例えば、内ポケットの黒を1000欲しいとの注文書だったら､それを出荷して、在庫を管理するだけなので、このポケットという馴染みある資材でさえ、具体的にどこに使われているかがわかりませんでした。

在庫している縫製ポケットの種類

ただ、今回はそれではいけないと思い、いい機会なので調べてみました｡

私が扱っている､スーツの上着用のポケットの種類は

• 内ポケット
• ペンポケット
• タバコポケット
• 腰ポケット

こちらの縫製ポケットは､流通センターに隣接する提携工場にて裁断と縫製の加工をしている国内縫製のポケットになります｡海外のような大ロットでなくても引き受け可能になります。大体1反分を取りきる程度です。パターンにもよりますが、300人分ぐらいでもお引き受けすることは可能ですが、量が少なければ少ないほど基本的には割高になってきますので、是非お問い合わせください。

縫製ポケットを利用する意味

イージーオーダーなどのスーツの量産工場では、生産効率をあげるために、汎用的なパーツは事前に裁断と縫製をしており、パーツとして納めています。

リピートなど永く取引させていただいている工場さんなどでは、月間着数から在庫数量を割り出して、在庫管理をしています。

カジュアルでは毎回仕様が変わるのに対して、スーツなどは会社ごとに仕様が決まっていたりするので、こういったサービスをお引き受けしております。

まとめ

改めて調べてみて､このポケットがここに使われているのかと勉強になりました｡

裏地や表地に隠れて､ほとんど目につくことはないポケットですが､ポケットにもタバコポケットなど固有の呼び方があって、複数ある似たようなパーツは名称を変えることで、誤解を招かないようにしていたのだと感じました。

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クボタ

いろんな倉庫で働いてきました｡

2017年よりアパレル副資材倉庫にて勤務｡日々の業務は､荷揃え､梱包､出荷､それに在庫管理です｡

流通センターからの視点で､少しでも何かのお役に立てればと思います｡