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キュプラ裏地の魅力と品番紹介

ApparelX News編集部の鈴木です。裏地には色々な素材がありますが、その中でも代表的な素材であるキュプラについて、基本から、ポリエステル裏地との違い、品番ごとのおすすめポイントをご紹介します。

キュプラ裏地とは

コットンリンターを原料に作られる再生繊維です。


コットンリンターとは綿花を採取した後の種の周りに生えている産毛を溶解して生成したもので、綿糸として使用されない、本来は廃棄される未利用繊維を原料にしています。

旭化成のHPにわかりやすい資料があったので拝借します。

旭化成HPより引用

主にスーツ・ジャケット・コート・ワンピースなどの裏地に使われます。

滑らかな裏地なので、キュプラ裏地を使ったお洋服はスルスルと袖を通せるので、その着心地の良さが実感できるかと思います。

袖通しが良いので、ジャケットやコートに使われたり、静電性があり、まとわりつきにくいので、スカートやワンピースにもいいです。

せっかくいい生地を使っても安い裏地で汗でベタつくなんてのももったいので、高級ラインのお洋服にはぜひキュプラ裏地を使って欲しいです。

キュプラの特徴

メリット

・シルクのような滑らかな手触り

・吸湿、放湿性が高く、ムレにくい

・静電性があり、まとわりつきにくい

・上品な光沢感がある

・ドレープ性(落ち感)がきれい

デメリット

・水に弱くシワになりやすい

・摩擦に弱く、毛羽立ちやすい

・縮みやすい(洗濯に注意が必要)

・価格がやや高い

サステナブル

捨てられてしまうコットンリンターを原料としているので資源を無駄にしません。

また、生分解性があり、土に還る性質を持つのでサステナブルな素材であることもポイントが高いですね。

キュプラ裏地とポリエステル裏地の違い

裏地の素材といえば、主にポリエステルかキュプラから選ばれることが多いですよね。

最近は機能性のあるポリエステル裏地も登場していますが、ここではキュプラ裏地とポリエステル裏地の一般的な違いを比較してみましょう。

項目キュプラ裏地ポリエステル裏地
原料綿由来の再生繊維石油由来の合成繊維
肌触り◎ なめらかで柔らかい○ 種類が豊富
吸湿・放湿性◎ 蒸れにくい△ やや蒸れやすい
静電気◎ 起きにくい△ 起きやすい(加工品あり)
耐久性○ 一般的◎ 丈夫でシワになりにくい
価格高め手頃
主な用途高級スーツ・ジャケット・コートスーツ・制服・カジュアル全般

ベンベルグ=キュプラ?

たまに、ベンベルグの素材の素材は何ですか?と聞かれますが、

キュプラ・・・素材の種類の名前

ベンベルグ・・・旭化成のブランド名(商標)

なので、同じものになります。

ちなみに現在ではキュプラ原糸を生産しているのは旭化成のみであり、オンリーワンな素材と言えます。

レディース用、メンズ用の選び方

メンズ向けですと、スーツやジャケットやコートなど厚手の表地に使うことが多いので、裏地も厚手のものがメインになります。

レディースではスカートや細身のパンツに使われることが多く、ストッキングとこすれやすいので静電性のあるキュプラ素材はおすすめです。

タイトなシルエットが多いためストレッチ性のあるもの、薄手で落ち感のあるものが良いかと。

ここでは一般的にメンズ向け、レディース向けと言われるものを紹介いたします。

とはいえ、この品番はメンズのみ、この品番はレディース専用というわけではないので、どちらで使って頂いてもOKです。

実物を見て、触って決めていただければと思います。

メンズ向け

AK1800

厚みがあり、固めの仕上げなのでジャケットやコートに最適です。シャンブレーなので裏使いも可能です。

紳士用の裏地というとまず思い浮かぶ品番です。

AKXシリーズ

オークラ商事オリジナルのジャガード折の裏地です。織り柄なので立体感があり、高級感があります。

特におすすめなものをピックアップしてみました。

AKX100

ペイズリーでおしゃれ。見えない部分にもこだわりたい人に。

AKX400

花柄で華やかさをプラスしたい人に。個人的に#36の色がすごく好みです。

ATX2600

ストレッチ性が特徴の膝裏です。キュプラの利点である滑りの良さや、吸放湿性の高さはスーツやフォーマルスラックスの膝裏にとても相性がいいです。

ストレッチ性があるので追従性が良く、タイトめなシルエットのパンツでも足さばきを良くします。

レディース向け

AKP9006

ストレッチ性のあるタフタ裏地です。色展開が豊富なのでこちらもよく使われていますね。

スカートはもちろんジャケットやパンツにもおすすめです。

着用時の縫い目滑脱や経糸のホツレ防止性能も優れています。

AK9008

ツイル裏地です。AKP9006より、やや厚みがあるので、メンズでも使われることもあります。

また、キュプラの透け防止裏地が廃番になってしまったので、厚みのあるこちらを代わりにご提案しています。

AKP5137

キュプラ裏地の定番品です。137cmと生地幅が広いので取り都合が良く、裁断効率が高いからか、長くお使い頂いているブランド様も多く、お問い合わせも多いです。

薄手のタフタ裏地ですが、丁度良いハリもあるので、ワンピースやジャケットに。

AKP7292

清涼裏地AKP7291の後継品番です。サップのような肌触りでサラッとしています。

他のキュプラとはまた違った気持ち良さで、この裏地がついた洋服は着心地が良さそうと想像できます。

AKX600W

こちらも137cmと広幅になっております。AKXシリーズの中でもレディース向けの裏地です。

無地だと味気ないけど、細かな柄が主張しない上品さがいいですね。無地だと味気ないけど、あんまり派手なのも・・という時におすすめ

まとめ

キュプラの特徴やその魅力が伝わりましたでしょうか?

キュプラ裏地は、その着心地や光沢感から高級感のあるお洋服になること間違いなし!

素材選びの参考にして頂ければ嬉しいです。

キュプラ裏地をお探しの方はAppareX裏地のページへ!
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