コットンの裏地を使いたい！コットン裏地として使える生地を紹介します。

ApparelX News編集部のヤマヨシです。

付属として使われる裏地のメイン素材はポリエステルやキュプラなどが代表的で、綿混もありますが、なかなか100%コットンの裏地ってないですよね。最近では表地のコットン、特にワッシャー加工してあるものなどを使う場合は同じように柔らかい風合いのコットンを裏地として使いたいと聞くことがあります。

裏地としてはなかなか見つかりませんが、コットンの生地を裏地として使うことが出来ます。そして今回する紹介する商品は大手アパレルさんで実績があるので、安心です。

ブロード

1010 コーマブロード

糸のグレードにはコーマ糸、カード糸、セミコーマ糸があり、コーマ糸は最も上質な糸であるといえます。糸を作る過程でコーミングという加工を行い、20%程度の不良を取り除きます。毛羽は少なく、艶のある高品質な糸です。

そのコーマ糸をつかったブロード生地になります。

また、色を選びたいというのが裏地選びで大事な要素の一つだと思いますが、色数も多く表地に合わせながら選べると思います。

ローン

1030 コーマローン

こちらも同様にコーマ糸を使用しています。またブロードよりも細い糸を使用していることもあり、薄めです。そのため夏の裏地としても快適に過ごすことができる生地になります。

ツイル

17000 20sツイル

20番手の糸を使用しているためしっかりとしたツイルです。表地としても使用できるレベルなので、ゴツめの表地でコートなどの重衣料などのときには色数はかなり多いので、選べるかもしれません。ただし、総裏にすると重量が増すと思いますので、ご注意ください。

バーバリー

30000 コーマバーバリー

30番手のバーバリーです。十分に表地としてのコートとしても使えますが、ツイルよりかは薄いので、春や秋のコートの裏地などでは使えそうです。また色展開が多いので、生地に合わせて使いやすいのもポイントです。

まとめ

裏地屋さんにコットン100%と聞いてもなかなか無いねって答えられるとおもいますが、上記のような表地としても使用できる生地を裏地として使うことも出来るので、是非ご検討ください。

ただ、注意点としては、綿生地なので、堅牢度は色によっては2-3級なので、ご注意ください。

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ヤマヨシ

ApparelX News編集長。
レディース・カジュアルブランドのデリバリ業務を経て、現在は、アパレル資材BtoBサイトApparelXの運営をしています。自分自身が分かりにくかったことや、役に立てる情報を発信していきます。