ApparelX NEWS 編集部の佐々木です!
今回は帆布についての説明と、帆布ブランド富士金梅についてご紹介します!
帆布とは、綿や麻や亜麻の細い糸を何本か撚り合わせて平織りした厚手の布です。
古くは「ズック」と呼ばれる事もありました。
大型船は、帆を張って風を受けて進む帆船が一般的でした。
その帆に使うための、厚手で丈夫な布として作られたのが始まりで、名前の由来になります。
丈夫で耐久性や通気性にも優れており、静電気を起こしにくい素材でもあります。
現代では、バックや体育のマット、スニーカー、油絵のキャンバス、アウトドア用品など幅広く使われています。
丈夫で長持ち、使い込むに程に生地の硬さは徐々に和らいで、風合いの変化も帆布の持ち味です。
帆布には0号から11号までの号数がついており、帆布の厚みを表しています。
数字が大きくなるほど薄手になります。
海外ではオンス(OZ)という単位で表すこともあります。
10OZがおおよそ11号と同程度です。
号数 | 主な使用用途 |
11号 | エプロンなどの衣料品、ファブリック製品 |
10号 | トートバッグなど |
9号 | 柔道着など |
6〜8号 | アウトドア用のバッグなど |
1948年の会社創設以来、「JAPAN MADE」にこだわりながら、伝統を守り、安定した素材、品質を提供している川島商事さんの帆布ブランドです。
現在では長年綿帆布で培ったJAPANクオリティーを大切にしながら、日本国内のみならず世界中より厳選した素材を集め、素材の枠を超えたテキスタイルを『Made by 富士金梅®』として生産しています。
世界の多くの工場で、生産性の高いシャトルレス織機を使用するなか、富士金梅では品質にこだわり、今もなお職人の手作業が必要な部分の多いシャトル織機を使用しています。
シャトル織機を使用することで、たて糸のほつれが無く強度を保ちつつ、ふっくらとボリューム感のある自然な風合いの生地に仕上げることができます。
綿帆布8号に糊付加工を施しハリとコシ感がある綿帆布です。
中肉厚素材の定番でカラーバリエーションも豊富で全88色あります。
またフッ素フリーの撥水剤を使用した弱撥水加工。
直接染料で染色しているため、ワッシャー加工でヴィンテージ感を表現できる素材です。
綿帆布11号を反応染で染色、樹脂加工を施したことにより、しなやかで、ツヤ感がある仕上りになっています。
家庭用ミシンでも縫える扱いやすい綿帆布です。
全90色の豊富なカラーバリエーションがありますので探している色がきっとあると思います。
帆布と帆布ブランド富士金梅のご紹介でした。
帆布選びの参考になると幸いです。
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富士金梅の帆布をお探しの方はApparelX 帆布ページへ!
大ロットでのご注文をご検討している、又は法人担当からの連絡をご希望されるお客様はオークラ商事問い合わせページまで!
ApparelX NEWS 編集部
某手芸屋さんの店員だったり縫製工場にいたりしました。
現在はデリバリ業務を中心に行っています。
自分が知ったお役立ち情報や商品をたくさんシェアしていきます!!