レディース営業の渋佐です。
多くの方がファスナーで思い浮かぶメーカーはYKKでしょう。
しかし、世界には数多くのファスナーメーカーが存在します。
そこで今回は弊社で手配可能な世界各国のファスナーメーカーをご紹介します。
目次
東京事業所 (ヘッドクォーター):東京都台東区台東1-31-7 PMO秋葉原北
URL:https://lyncs.ykkfastening.com/shop/default.aspx
国内シェア80%、世界シェア40%と言われるファスナーの代名詞的存在です。
世界各国に事業所や工場を持ち、日本のメーカーらしい高い自社基準の品質管理で生産しているので顧客から絶対的な信頼を得ています。
商品の種類も豊富で、安価なコイルファスナーから高級な金属ファスナー(EXCELLA)など幅広く展開しています。
グループ会社のYKK APはアルミ建材でも大手で、グローバルな大企業です。
本社工場:三重県名張市朝日町1364
URL:http://www.waldes.co.jp/
1953年創業の日本のファスナーメーカーです。
1930年代のアメリカで実在していたジッパーブランドWALDESを復刻し、アメリカンヴィンテージファスナーを昔ながらの製法で作っている趣向性の高いファスナーメーカーです。
製法は昔ながらでも日本のメーカーらしく品質管理はしっかりしています。
Via Giuseppe Zanardelli 28, 25036 Palazzolo sull’Oglio (BS) – Italy
URL:https://www.lampo.eu/en/
1887年創業のイタリアを代表するファスナーメーカーです。
設立当初はボタンを製造していましたが、第二次世界大戦後にファスナーの生産に切り替え、高級ファスナーの代名詞的存在となりました。
最高級ラインのSuperLampoは美しいメッキやデザイン性から「世界一美しいファスナー」との異名を持ち、
数多くのメゾンブランドで使用された経験があります。
日本では弊社(オークラ商事が)正規代理店を務めています。
Via al Gas, 3 CH-6850 Mendrisio – Switzerland
URL:https://www.riri.com/
1936年創業のスイスを代表するファスナーメーカーです。
Lampoと同じく高級ファスナーブランドとして有名で頑丈さに定評があります。
ファスナーを開閉する際の「チキチキ・・」という音が印象的です。
2000年代からCobraxを始めとしたイタリアの服飾資材メーカーを買収し、取り扱い商品の多角化を図っています。
1802 Scovill Drive Clarkesville, Georgia 30523, USA
URL:http://www.scovill.com/
1802年創業のアメリカを代表する服飾資材メーカーです。
Levi’sやアメリカ軍にスナップボタンやファスナーを納入していた時期があり、古着フリークの間でも有名なメーカーです。
2014年に日本の服飾資材卸大手 MORITO(モリト)に買収され子会社化されています。
日本で販売されているSCOVILLファスナーは日本の高い品質基準にあわせて香港で生産されています。
No.8 South Qian Jiang road,Linhai City,ZheJiang ,China.
URL:http://www.sab-cn.com/
中国を代表する服飾資材メーカーです。
1976年に設立され、ボタンとジッパー産業の最初の上場企業となりました。
会社の歴史はボタン事業から始まり、現在ではジッパー、金属製品、プラスチック製品、その他のアイテムと幅広く展開しています。
中国の繊維・衣料品産業で最も影響力のある企業で、中国におけるボタンの国家規格の主要な設定者でもあります。
最近ではGU(ファーストリテイリング)でSABのファスナーが採用され、品質の信頼も高まっています。
以上、比較的有名なファスナーメーカーを紹介してきましたが、世界には数百ものメーカーが存在しており、ここで名前を上げたのはごく一部です
ファスナー=YKKと考えがちですが、以外にも世界中には知られざるメーカーが存在します。
また、各メーカーごとに自国のお国柄が反映されており商品を見ながらそのメーカーの歴史を調べるのも楽しく思えます。
ファスナーは他の服飾資材よりもデザインに影響するアイテムなのでデザインによって拘ってみてはいかがでしょうか。
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レディース・カジュアル部門の営業を担当しています。
自身の営業経験から得た役に立つ情報やトレンドに則した資材提案をしていきたいと思います。