EXCYはExcellent、Exceed、ExcitementなどのEXとセクシー(SEXY)さをイメージとして加えた造語である。
昭和22年に神田須田町にて、銀座、赤坂、青山の都内近郊を中心としたテーラー(オーダースーツ専門店)へボタンや裏地、毛芯などの紳士服副資材(業界用語で附属とも言う)の卸商として創業。
戦後日本における繊維、アパレル業界の発展とともに業容を拡大し、昭和33年にアパレルメーカー、縫製工場向け服飾副資材専門商社の株式会社オークラ商事を設立する。その後日本経済の栄枯転変とともに、事業を多角化していき、昭和40年より蝶ネクタイやカマーバンドなどのメンズフォーマルアクセサリーの製造卸部門、平成18年には事業買取と共にイージーオーダースーツの受託サービス部門を誕生させていった。
そしてその各部門においてメーカー機能を併せ持つ。資材部門においては、山梨県富士吉田市の機屋と協業して、EXCYブランドの裏地を製造している。
機屋画像
フォーマルアクセサリー部門では、まさにフォーマルアクセサリーである蝶ネクタイ(ネクタイ含む)やカマーバンド、チーフ、サスペンダーと言った様々なアイテムを自社ビル3階アトリエにて製造している。また、平成27年にEXCY FORMALと言う派生ブランドを立ち上げ、新しいコンセプトの元、その勢いを加速している。
3階アトリエ画像
縫製受託サービス部門においては、設立当初より紳士服の1点縫いをベテランの職人と組み、提供している。そして現在(平成30年4月より)は、業務提携している株式会社ジェンツ(メンズスーツ縫製工場)と共同開発したオリジナルのパターン(名称「GX(ジーエックス)」)での受託サービスを開始する。
ブロー機能を持つバキューム台
株式会社ヤマモトHP:http://www.excy.co.jp/
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ApparelX News編集長。
レディース・カジュアルブランドのデリバリ業務を経て、現在は、アパレル資材BtoBサイトApparelXの運営をしています。自分自身が分かりにくかったことや、役に立てる情報を発信していきます。