ApparelX NEWS 編集部の佐々木です!
長かった残暑も終わってようやく秋らしくなってきましたね。秋服を着る暇なく冬服になりそうな気がしますが、そんな!秋、冬にもピッタリなくるみボタンが!!ApparelXに登場しております!!!
くるみボタン・・・見たことはあるけども、詳しくは知らない、発注したことは無いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなくるみボタンについて、発注の注意点について、解説してみようと思います!
くるみボタンとは生地や革などでボタンの表面をくるんだボタンです。まんまですね!つつみボタンやカバーボタンとも呼ばれています。指定の生地で製品に合わせたオリジナルのボタンを作れる事が魅力です。レディースやフォーマル、コートなどでよく使われています。
基本的なくるみボタンは上パーツを生地でくるみ、その上パーツに下パーツを打ち込んで作っています。
足つきくるみボタンの加工工程につきましては、過去記事『くるみボタンってどうやって作るんだろう?加工の裏側をリポートします!』に詳しくまとめてありますので気になる方こちらをご覧ください!
くるみボタンといえば足つきの少し丸みを帯びたボタンをイメージしますが、実はたくさん種類デザインがあります。
足つきのくるみボタンです。一般的な平くるみだけでなく多彩なデザインもたくさんあります。足の種類にもスタンダードなアルミ足タイプ、ナイロン足など色々な種類があります。(品番により非対応のものもございます。)
足つきくるみボタンのなかでも代表的なものをご紹介いたします。
最も一般的なくるみボタンです。くるみボタンと言われて思い浮かべるのは平クルミボタンではないでしょうか。最もサイズが多く様々なシーンで活躍出来ます。
ジャケットやコートなどにお使い頂けるデザイン性のあるボタンです。こちらはフチのと土台の生地を変えてもお作り頂けます。
足つきではなく、ハトメでボタン穴が空いているタイプのボタンです。
2つ穴、4つ穴、穴のサイズの違いなど様々なデザインがあります。
その中でも一つご紹介します。
IBE79
フラットでハトメ穴が空いているタイプのボタンです。
シャツなどで使用されていることが多いかと思います。
今回はスタンダードなものを大きく2つに分けてご紹介しましたが、この他にもコンビネーションタイプなど多様なデザインがあります。
理想のボタンを作る為には、職人への明確な指示が大切です。
・支給いただく生地は必ずどの面を表で作るのか、表裏がわかるようご指示ください。指示の一例としては、生地の端に表、裏など付箋や小さなメモなどをホチキスでつけるとわかりやすいです。
・ 柄に合わせて作って欲しい場合は必ず具体的にご指示ください。
ApparelXでの発注時の確実な指示手段としては、メールにて柄に○印を付けた画像を添付する、生地の柄をコピー印刷し○で印を付けて生地に同封などがあります。
指示がない場合は職人のおまかせになりますのでご了承ください。
・要尺につきましてはこちらの画像を参考にしてください。
柄合わせの場合は要尺がより多くかかります。
加工につきましては、試してみないと分からないこともあります。 多めにいれて頂くことをおすすめしております。(薄い生地には芯地を貼る事があります)
・ 余った生地は完成品出荷時に同梱返却致します。
・生地が薄すぎたり、厚すぎたりすると場合によって加工が不可能の場合がございます。ご相談、ご了承ください。
ApparelXでは10個以上から注文を受け付けています。
10個以下の発注はできませんのでご注意ください。
個数にもよりますが、サンプル程度少量の個数で一品番程度の発注であれば、弊社に生地が届き次第2~3日程度で出荷可能です。
個数、種類にもよりますのでその都度お問い合わせ、ご相談ください。
くるみボタンについての説明をしてみましたがいかがでしたでしょうか。
オーダーとなると少し尻込みしてしまうかもしれませんが、要点をしっかり伝える事ができれば難しいことではありません 。
自分だけのオリジナルが作れるくるみボタン、一度作ってみてはいかがでしょうか。
くるみボタンのご注文はアパレル資材BtoBサイトApparelXを是非ご利用ください!
ApparelX NEWS 編集部
某手芸屋さんの店員だったり縫製工場にいたりしました。
現在はデリバリ業務を中心に行っています。
自分が知ったお役立ち情報や商品をたくさんシェアしていきます!!