ApparelX News編集部の鈴木です。表地が薄い色の場合、意図せず透けてしまってはどんなに素敵なお洋服でも台無しですね。今回は透け問題を解決してくれる裏地を紹介したいと思います。
透け防止裏地というと、薄手のスカートやワンピースのための夏用というイメージかもしれませんが、春や秋でも活躍しています。
ポリエステル100%のストレッチ裏地です。
帝人フロンティアのウェーブロン®を使った適度なストレッチ性があって、滑りがよく、着用快適性に優れています。
オークラ商事でも全色在庫しているので、クイックデリバリーが可能です。
#1000番台がスケ防なのですが、カラーがとても豊富です。
東レテトロン®裏地で、ペンタ(特殊異型糸)を使用した高感性タフタ裏地です。バレル糸を使用しているので制電性があり、吸汗速乾で快適な着心地が期待できます。
Sのついた色番が透け防止裏地です。
ニット裏地をお探しなら7333がオススメです。
特殊ポリエステル糸使用により透け防止性を向上させました。
特殊吸水加工により吸水性に優れています。
ソフトな風合いが持続します。
透け防止性があり、ヨコ方向のストレッチ性がある素材です。 また、ソフトでドライな風合いでマットな色味が特徴です。
透け防止裏地を探していると、フルダルという言葉を見かけます。これは糸の光沢を表す言葉で、光沢の種類は次の3種類に分けられます。酸化チタンなどのつや消し材を加えて光沢感を抑えた糸を作ります。セミダルとフルダルはつや消しの程度の違いになります。
ブライド・・・光沢のある繊維、光を透過しやすいので透けやすい。
セミダル・・・光沢感を抑えたもの。
フルダル・・・セミダルよりも光沢のないもの。FDと表記されていることもあります。
AKP9016や、AKP196が廃番になってしまい、キュプラのスケ防がなくなってしまいました。
ポリエステルの透け防をおススメしていますが、どうしてもキュプラがいい!という場合はAK9008で代用するのはいかがでしょうか? AKP9006より厚いツイル裏地なので、透けにくく、メンズでもお使い頂いております。
夏だけでなく、春や秋にも活躍する透け防止性のある裏地のご紹介でした。裏地選びの参考にして頂ければ幸いです。
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デリバリ統括部で資材の手配をしています。
毎日、商品を直に見ているので、疑問に思ったことや問い合わせの多いことを発信していきます。