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ギャバジンとは?~ナイロンギャバジンおすすめ生地のご紹介~

こんにちは。

ApparelX News編集部の尾崎です。

今年も冬本番に入り、毎日凍えるような寒さですね。

皆さんはどんなアウターを着ていますでしょうか。

ダウンを着ている方もいれば、コートなど着ている方もいらっしゃるかと思います。

今回は、コートの中でも根強い人気がある、トレンチコートに使用される「ギャバジン」という生地、またその中でも珍しいナイロンを使用したギャバジンについてご紹介します!

ギャバジンとは

まず、ギャバジンという生地についてご紹介します。

ギャバジンとは、コットンやウールなどの素材で、非常に緻密に織られた布地です。

特にコットン・ギャバジンは、経糸、横糸に双糸を用い、緻密に織りあげるため、丈夫でしなやかな仕上がりになります。

また、経糸を横糸の2倍の本数使用するため、生地の見た目としては急傾斜の綾目が現れ、高級感が漂います。

コットンギャバジンを使用した有名なアイテムに、バーバリー社のトレンチコートがあります。

トレンチコートに使用されるギャバジンには防水加工がされており、また湿度が上がると目が詰まるため、当時としては高い防水性を持っていました。

また、気温に合わせて繊維が収縮するため、夏は風通しが良く、冬は暖かく、オールシーズン着ることができる高機能素材です。

ナイロンギャバジン

ギャバジンは基本的にコットン、ウールで織られたものが多いです。

そんなギャバジンの中で、比較的珍しいナイロンを使用したギャバジンは、以下のメリットがあります。

・耐久性が高い
・手入れがしやすい
・軽い

上記のメリットは、実はコットンギャバジンのデメリットを解消してくれています。

コットンギャバジンは手入れが大変かつ、経年変化があります。また、緻密に緻密に織られているため、一定の重さがあります。

それもまた味だったりはするのですが、デメリットとして挙げられる点を解消してくれるナイロンのギャバジンも、一つの大きな選択肢として挙げられると思います。

おすすめの生地のご紹介

定番ギャバジン

DS7000
国産 コットン 先染 ギャバジン 撥水加工

こちらは、コート地を中心に、糸染めから織り上げまで一貫生産を行う日本屈指の生地メーカー、スタイルテックスの生地です。

こちらの生地では、70番双系を使用しています。この番手はコットンギャバジンとしては珍しいのですが、スタイルテックス社がバーバリーのトレンチコートを研究した結果、最適と判断されたそう。

スタンダードで高級感のある、間違いのない生地です。

DS80752
国産 コットンポリエステル 先染 ギャバジン 撥水加工

超長綿にポリエステルを交織したギャバジンです。

DS7000と同じく王道感と高級感がありますが、ヨコ糸にポリエステルを交織することで、シワになりにくく、軽量感のある商品です。

ナイロンギャバジン

BD78200
リサイクル タスランナイロン ギャバストレッチ 撥水加工

こちらはコスモテキスタイルの生地です。

経糸にリサイクルタスランナイロンを使用しています。

ナイロンのシボ感があって一風変わった表情ながら、撥水加工といった機能性や、サステナビリティも意識した、魅力的な生地です。

ナイロンを使うことで、先述のようなメリットがあります。

2594
綿ナイロン高密度ギャバ

こちらはVANCETの生地。

コットンとナイロンの交織のため、コットンギャバジンの雰囲気を残しながら、ナイロンのメリットも持ったいいとこ取りの生地です。

2736
グリストーン 綿ナイロン高密度ギャバ GRISTONE-W

こちらもコットンとナイロンの交織です。

グリストーン加工と呼ばれる、染料顔料染を施し、製品洗い加工をすることで、ナチュラルな味のある生地になっています。

まとめ

いかがでしたか。

今回は、「ギャバジン」についてと、おすすめの生地、特にナイロンギャバジンのご紹介をしました。

他にも多数ギャバジンの生地を取り揃えておりますので、ぜひApparelXをご覧ください!

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