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清涼裏地のススメ。夏に裏地がある洋服を着るメリットについて

ApparelX編集部のヤマヨシです。

今はまだまだ寒いですが、これから19SSの始まりですね。そこで今回はとくに夏に裏地がある服のメリットと、どういう裏地が最適かを書きたいと思います。

 

裏地がある服のメリットとは

 

裏地が何故ついているかは裏地って必要なの?裏地が何故ついているのかここで説明します!!!に書かせていただいてます。
簡潔にまとめると

 

①着心地がよくなる

すべりがよくなるので、袖に腕を通しやすくなります。

 

②保型性

表地の形を保ってくれる効果があり、長きに渡って着られます。

 

③制電性

静電気を発生しやすい季節などでは、裏地があることによって、静電気を抑えられます。

 

④きれいに保つ

体から出る汗などの汚れを表地まで浸透させず、裏地で防いで、見た目がきれいな状態を保ちます。

 

⑤ムレ感やベタつきを抑える

裏地があることによって、吸湿効果が発揮され、ムレ感やベタつきを抑えることができます。

 

の5点になります。しかし、夏のジャケットやキャミソールなどに裏地が着いてたら、暑いと思いますよね。
実際夏のジャケットなどは、サマージャケットなどの裏地や芯地を使わないアンコンジャケットが流行していますね。

個人的にアンコンジャケットはカジュアルな感じで好きですね。

 

夏に裏地がある服を着るデメリットは?

 

夏のジャケットとして、表地や、裏地に全くの吸湿性(内側の湿度の調整機能)を持たない生地を使うと、かなり暑くなってしまいます。
主に合成繊維でよく使われるポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタンなどは吸水性が低く、ムレ感がすごいです。
サランラップを体に巻いて夏に外を出歩くのとほぼ一緒です。

体から出た汗は洋服の中に留まり、湿度が高くなり、最悪の場合、熱中症になる可能性もあるでしょう。

世に出回っている裏地の多くがポリエステルです。ポリエステルは安価で耐久性があり、軽いからよく使われます。
そのため、裏地がついた服は暑いという認識になったのだろうと思います。

 

夏に最適な裏地について

 

夏の洋服も長く着てもらいたい!型崩れを起こしにくい服にしたい場合は、どうするか。

答えは夏でも暑くなりづらい裏地や芯地をつけることです。

それでは今回はどのような裏地が夏に最適なのかを紹介します。

 

東レ サップ 7100S レディース

7100s
7100S

サップは、夏物の洋服向けの裏地で、ソフトでやさしい風合いで、通気性が良く、吸汗・速乾に優れた清涼裏地です。
特殊な構造により通気性が良くなっているという点と、さらさらとした肌触りで、ベタつきも感じづらいです。

7100s

 

 

クールキャッチ CC8061 メンズ

クールキャッチ
CC8061

ポリエステル100%でありながら、肌に当たる面に凸凹をつけ、接触面積を軽減し、涼しく爽やかな着心地を実現した裏地です。
特徴として通気性、吸汗速乾性、すべりの良さが優れています。

 

 

キュプラ100%  AKP7291  レディース


AKP7291

通常のキュプラ裏地よりも、肌触りがコットンタッチになっており、ベタつきづらくなっています。
また、キュプラはそもそもがコットンリンターから生まれた繊維なので、吸汗性があり、ムレにくいという特徴があります。

 

 

まとめ

 

各メーカーより機能性裏地が販売されております。更に繊維の研究・開発が行われるとユニークな裏地がどんどん出てきそうですね。
新商品情報などのニュースがあれば、お知らせします。

 

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