2019 国際キルトフェスティバルを終えて～ハンドメイドの祭典～

ApparelX News編集部のヤマヨシです。

オークラ商事 札幌店の渡辺さんから2019 第19回国際キルトフェスティバルの参加レポートが届きましたので、当日参加出来なかった方、また、メーカーとユーザーの間に立つ販売する立場から見えた課題をお知らせします。

その前に、オークラ商事札幌店とは

株式会社オークラ商事は【オークラ商事ってどんな会社？】にも書きましたが、ApparelXのメインサプライヤーで、運営も行っております。
札幌店は、平成10年に株式会社カントーバイリーン札幌店の業務を受け継ぐ形で設立されました。
日本バイリーン株式会社の北海道地区代理店として、前身の時代も含めると30年以上にわたり「アパレル」｢ホビー」向け商品を縫製工場様、手芸品店様、洋装店様などに販売しています。

そんな札幌店の渡辺さんからキルトフェスティバルのレポートを受け取りましたので、是非ご一読ください。

(札幌店の渡辺さん)

2019 国際キルトフェスティバルレポート

オークラ 商事 札幌店 の渡辺です。
毎年1月に東京ドームで開催される
「東京国際キルトフェスティバル」が
今年も無事に終了しました。

いずれも素晴らしい作品ばかりで
嬉しいことに、そのほとんどに日本バイリーン社の
キルト芯が使用されているのは弊社としても
嬉しい限りです。

例年、私も含め、日本バイリーン社の全国各地代理店担当者が
商品説明や販売および商談のためオルヌマン社ブースにて
交代でお客様の対応をしております。
私も一番忙しい（笑）前半3日間、
ブースにてユーザーの生の声を聞き、
相互に情報交換することが出来ました。

代理店の立場で見えた課題

その貴重な体験の中で、私が今回特に残念に感じたことが一つあります。
それは、ユーザーが置かれている環境とニーズに
売り手・作り手が応えられていない現実を実感した点です。
来場者にその場で商品の特徴を説明し、規格、価格などを話しても・・・

「どうやって使うの？」
「どこで売っているの？」
「初めて（この商品）見たよ」

という、特徴や価格以前の意見を数多く耳にするのです。
ということは・・・・

①メーカーが良かれと思って作った製品の良さが伝わっていない。

②欲しい製品が近所のお店に 「商品」として並んでいない。

③新製品発売情報や使用方法を送受信するツールが不足している。

という点を、とても残念に感じた次第です。
現実問題、売り手側からすると
問屋さん、仕入れ担当者様、店員さんは多忙で、
個々の商品すべてを把握するのは困難。
買い手側も、多種多様な商品と膨大な情報の中、
どこで？誰に？何を？問うたら良いか、
特定できない状況にあり、それらも原因と思われます。

札幌店は解決します！

そこで弊社では札幌店におきまして、日本バイリーン社の定番商品、
「キルト芯」をはじめとして「洋裁向けグッズ」「接着芯」など
ほぼ全てと言っていい約200アイテムを在庫しており
北海道内外の皆様に提供しておりますゆえ
バイリーン製品に関しましては万全な販売体制を整えております。

もちろん、使い方や特徴などの問い合わせにも代理店として
「正しく、わかりやすく」対応させて頂いておりますから
近くのお店に「欲しい商品が無い」場合や
「こんな商品を探しているのですが？」など
お気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。

オークラ商事 札幌店 問い合わせ先

住所:〒064-0808 北海道札幌市中央区南8条西11丁目3-1 第8松井ビル1階
メールアドレス:contact@excy.co.jp
担当:渡辺
札幌店ＨＰ

まとめ

メーカーとユーザーの間に立つ代理店からの視点は、いかがでしたでしょうか。商社・卸という業種の基本的な機能として、メーカーとユーザーをつなぐリテールサポートという機能があります。
メーカーにはユーザーの声を伝え、ユーザーにはメーカーの考えや使い方などを伝えていく。これがより一層大事ということが身に沁みました。
渡辺さんお疲れ様でした。

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ヤマヨシ

ApparelX News編集長。
レディース・カジュアルブランドのデリバリ業務を経て、現在は、アパレル資材BtoBサイトApparelXの運営をしています。自分自身が分かりにくかったことや、役に立てる情報を発信していきます。