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接着芯地の基本~不織布~

メンズ・ユニフォーム担当の高橋です

日本バイリーン様の芯地の勉強会の資料が出てきましたので、紹介します。

新人向けですので、基本になります。

展示会や勉強会は、Zoomなどを使った商品説明会に移って行くのでしょうね。

接着芯〜目的と機能〜

1、可縫製・・・接着により表素材が安定し縫いやすくなります

2、補強・・・必要な所を補強し美しいシルエットを作ります。

3、形成・保形性・・・型くずれを防ぎます。

接着芯地のなりたち

*不織布の特徴

不織布・・・繊維を絡ませ、熱やバインダー(接着剤)によって個着した布です。寸法安定性に優れ、扱いやすいです。

不織布の特徴

・安定性に優れる

・形くずれしにくい

・取り扱いしやすい

・モアレができない

・アイロンできまりやすい。

*織物の特徴

織物・・・糸で織って作った布。表素材になじみやすい。

織物の特徴

・表素材となじみがいい

・落ち感がいい

・くせとりしやすい

・保形性・弾性に富む

・伸度がある

接着樹脂の種類

画像 ⬇️を見てください

特長の欄に注目してください。

凡庸性の高いポリアミド系、耐洗濯(水洗い)に強いポリエステル系、アイロン接着が可能でパーツに使いやすい低密度ポリエチレン系など。

覚えておくと芯地選びも楽になります。

接着樹脂の形状

下記⬇️の表を見てください。

ダブルドット、シングルドットはよく耳にすると思います。

ドットタイプ以外で蜘蛛の巣工は、両面接着テープなどによく使われていますね。

芯地の樹脂の大きさで適用アイテムが変わります。

簡単に言うと生地の厚いものには、「大きいドット」薄いシャツ地などには「小さいドット」です。

画像には不織布芯地のポイント数の見方も小さく載っています。見落とさないでください。

まとめ

私のお客様では、不織布はスーツのパーツなどに使っています。

また、ガテン系のワーキングウェアにもよく使われています。

不織布、織物、それぞれの特徴を活かして使い分けてください。

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