ApparelX News編集部の鈴木です。
ジャケットの襟の部分やスカートやパンツのウエスト部分に紐が付いているものがありますよね。
今日は、セーターやカットソー、ワンピースなどいろいろな洋服についているあの紐について説明したいと思います。
あの紐は、ハンガーループと言います。
もともとは、ハンガーが普及していない時代に、洋服をつるして干すために付けられていたそうです。襟の裏に付いているものは、襟吊りとも言います。
現在では便利なハンガーがあるので、本来の目的のために使われることはあまりなく、デザインの一部として使われている事も多いのではないでしょうか?
布製のものだけではなく、金属のチェーン状のものもあります。これはコートなどの重い衣類を吊るすのに丈夫なように作ったもので、「チェーンループ」と言います。
現在では、チェーンループも、その洋服にもよりますが、軽く縫い付けられている程度の場合もあるので、重いものを吊るすため、というよりは、チェーンループを使用することにより高級感を出すといった意味合いも多いように思います。
ブランドによっては、自社の、マークを印字してあったりもします。
デザイン的な意味合いが大きいとはいえ、実用性もあります。
ジャケットなどは畳んで置いておくと、型崩れやシワの原因になるので、ハンガーにかけておくのがベストですが、出先でちょっと脱いだ時など、ハンガーが無い場合でも、ハンガーループが付いていればフックにかけて一時的に保管しておけます。
私の場合、ウォーキング用のジャケットはハンガーループをひっかけて、玄関に置いています。便利ですよ。
また、お店で商品をハンガーに吊るして陳列するときに、ハンガーから商品がずり落ちてしまわない様にするという役割もあります。
襟ぐりが大きい洋服などは、ハンガーにかけても落ちてしまうことがあります。そんな時はハンガーループに引っ掛けておけば、しっかりハンガーに掛けることができますよ。
他にも、お洗濯の時に、ずり落ちを防止できますし、ハンガーのひっかける部分にかけて干すことができるので、洗濯ばさみの跡が付きません。
クリーニング屋さんでも衣服にダメージや型崩れも防ぐために、ハンガーループを使って干すことがあります。
スカート吊りにちょうど良いナイロンサテンリボンです。サイズもカラー展開も豊富で、多くのお客様に使っていただいています。
シンプルですが、程よいアクセントになります。
ジャケットにつけたらちょっと高見えしますね!
NとBNは検針器に対応しております。
ハンガーループはもともとのハンガーに掛けにくい洋服を吊るすためや、スカートなどを型崩れしにくく収納するといった用途に加えて、使う資材一つで、高級感が演出できたり、デザイン的な意味合いもございます。
意外と活躍の場もあるので、デザインと実用性の双方から適した資材をお選びいただければと思います。
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