ApparelX NEWS 編集部の佐々木です!
今回はセルチップ加工について、納期や種類のご紹介、
実際に丸ゴムをセルチップ加工した時にあったトラブルレポートも含め注意点もご紹介します!
透明なテープでくるんで熱により圧着させたものがセルチップです。
専用の機械で加工します。
靴紐の先や、パーカーの紐先などでよく使われます。
どのテープメーカーでも大体クリアは依頼出来、使用したいコード、テープのメーカーに依頼するのが一般的です。
チップの色展開などはメーカーによって有無がありますが、
場合により紐持ち込みで加工が出来る場合があります。
サンプルであれば数日~1週間ほど
量産は10日から2週間ほどかかる事もあります(本数、工場の混み具合によります)
特に指示が無ければクリア(透明)で加工だと判断されます。
黒や、一部のメーカーではカラーの展開や、柄の展開があるものもあります。
希望する場合は指示をしてください。
こるどんさんはチップの種類がたくさんあります。指示に注意
↑カラーセルチップ
別注でロゴを入れる事が出来ます。
ロットと納期がかなりかかるのでなかなかハードルが高いですが・・・。
詳しくは↓のブログを参考にしてください
補足すると細い文字はプリント不可、文字数は5文字程度ないと出来ません。
文字が細かいとプリントは不可になります。
丸ゴムをセルチップ加工に出したところ、かなり曲がって上がってきた事あります。
めっちゃチンアナゴじゃん!?と叫んでしまいました。
サンプルで依頼した時はそんなに曲がっていなかったので、何故なのか加工場に問い合わせをしたところ、
機械にかける際に伸ばしなからカットする為に熱が冷めて固まる前に縮んでしまうことがあるとの事でした・・・。
やり直したりしても同じ状況にならないとは言い難いとの事。
この分は上からシリコンエンドを被せる別注品でしたのですったもんだでなんとかなりました。
別の依頼分ではなるべく注意してほしいとお伝えした上で加工依頼したところ、その分はあまり曲がらず納品していただけましたが、やはり運要素が強いと思います。
丸ゴムをセルチップ加工依頼する時はチップ曲がってしまうかもしれないリスクを考慮した上でご依頼ください。
伸びる性質上、長さにかなりばらつきが出る事も多いです。
メーカーによっては丸ゴムのセルチップ加工を承っていないところもあるくらいなので(こるどん)、丸ゴムへのセルチップ依頼はあまりおすすめできないのかなと思います。
セルチップ加工についてまとめてみました。
セルチップ加工はどのコードでも出来ると思っていたので丸ゴムでのセルチップだとこんな問題が起こるんだなと勉強になりました。
ちなみに丸ゴムの金属チップは抜ける事があるとの事です。
別注品にトラブルは付きものです。納期は余裕を持ってご依頼くださいね。
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ApparelX NEWS 編集部
某手芸屋さんの店員だったり縫製工場にいたりしました。
現在はデリバリ業務を中心に行っています。
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