ApparelX NEWS 編集部の森山です。
ApparelXでもよくお問い合わせいただくバッグ向けのテープですが、今回は葛西[QUEEN ACE]についてご紹介したいと思います!
1967年に創業した主にテープの企画・製造・販売を行っている大阪のメーカーです。
元々の始まりはミシン糸の卸売りでしたが、創業7年後には、現在もブランド名として愛用されている「QUEEN ACE (クイーン エース)」というテープのブランドが立ち上がりました。
「QUEEN ACE」というブランドは、”QUESTION and ANSWER” お客様のご要望にお応えする という意味をこめられ、試行錯誤を積み重ね開発に邁進するという思いのもと名付けられたブランドだそうです。素敵なブランド名ですね。
QUEEN ACEの主力の商品は厚手のナイロンテープになります。
主にバッグやベルト向きです。
リボンやゴムなどと比較するとやや厚めで、約0.8mm~2.5mm間の厚みの商品が多く展開されています。
<メリット>
・葛西では生機で持っていることが多い為、後染めがしやすい。
・堅牢度も良く、ある程度どんな色でも染色可能。
・フィラメント糸が一般的なため、高密度でも薄いテープに仕上がりやすい。
(※フィラメント糸とは、連続した長さを持つ長繊維を撚り合わせて作られた糸で、光沢があり、細く強い特徴があります)
<デメリット>
・繊維の特性上表面に凹凸がない為、加工には不向き。
・後染めにより都度の染色が可能な反面、ロットでのブレがやや多めかつ、硬くなりやすい物もある。
<メリット>
・スポーツ系と相性が良い
・ウーリー糸を使用しているため、マットな雰囲気になりやすい。
・熱可塑性があり後加工(プリント・プリーツ・ロゴ押し等)しやすい。
・ナイロンと比較し、柔らかい仕上がりのものが多い。
<デメリット>
・しわやムラができやすい為、後染めには不向き。
・革やPVCといった生地との相性が悪く、色移りを引き起こす恐れがある。
<メリット>
・カジュアル向き
・暖かみのある風合いに仕上がりやすい。
・染色の再現性・堅牢度が高く、鮮やかな色でも表現可能。在庫色も多い。
<デリット>
・毛羽立ちがしやすい。
・カジュアルな印象になりやすいので、高級志向の商品には不向き。
今回は葛西のQUEEN ACEについてご紹介しました。
葛西では、工場によってはプリントやジャガードなど小ロット(1反や500m~など)での加工もできます。
加工はApparelXに掲載がございませんので、気になった方は是非ApparelXサポートページよりお気軽にお問い合わせください。
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アパレルでの販売経験を経て、現在はApparelXの注文のお問い合わせやデリバリ業務を行っています。おすすめ資材のご紹介や、注文の際の注意点など発信していきます。