アパレル資材の情報がみつかる

裾や袖に!リブの選び方 -それぞれの違いについて-

こんにちは。ApparelX事業部の橋口です。

ApparelXでは様々な素材、編みのリブを販売していますが、その違いは文章や写真では見分けづらいです。

今回は、今取り扱っているリブのそれぞれの違いについて説明します。

関連記事

綿スパンテレコ

綿98% ポリウレタン2%のリブです。

綿の質感が柔らかく、肌触りが良いです。


C405は40番手の綿糸を用いたリブです。

同様にC305は30番手の綿糸、C205は20番手の綿糸で編まれたものです。

番手

番手とは一定の重さに対して長さがいくらかで表される恒重式の単位です。

綿の場合、1ポンドの重さで840ヤードの長さのものを1番手と定められており、数字が大きくなるほど細い糸だということになります。

写真からは分かりづらいですが、C405が一番細い綿糸で編まれているリブ、C205が一番太い綿糸で編まれているリブです。

生地の厚さとしてはC205が一番厚いもの、C405が一番薄いものになります。

一番細い糸で編んでいるC405は編み目も一番細かいため、より柔らかい肌触りです。

関連記事



ウール・ウール混

ウール糸を用いたリブです。

種類が多く違いが分かりづらいですが、編み目の密度、組成、編みの種類によって分けられています。

編み目の密度

まず、編み目の密度についてです。

編み目の密度はゲージ(G)で表され、1インチの間に12本の針が並んでいれば12Gと表します。

ゲージ数が大きいほど細かい編み目になります。

7G〜12Gまでありますが、7G→10G→12G の順に編み目が細かくなっていきます。

質感や見た目において、7Gのものの畝は一番太く、生地も厚いため温かみのある印象、12Gは細い畝で薄くソフトな質感です。

リブの伸縮性においても、7Gのものはよく伸び12Gのものはゆるっとした柔らかい感じです。

組成

次に組成についてです。

ゴム入りとそうでないものがありますが、ゴム入りのものはよりゴム感があり、弾力性が増します。

ゴム入りでないものは柔らかい伸び方をします。

編みの種類

最後に編みの種類についてです。

このシリーズでは2×1と総針の2つの方法が用いられています。

写真からもわかるように2×1巾と総針巾では見た目が大きく違います。

総針巾は密度が高くしっかりした編地で、2×1巾は総針巾と比べると畝が出ています。

総針巾は編み目が密なためフラットな質感で2×1巾に比べると薄く、伸縮性があ高いです。

ウールのリブをお探しの方はコチラをご覧ください。

ポリエステルリブ

ポリエステルとオペロンゴムで編んだリブです。

デニール

デニールとは一定の長さに対する重さで糸の太さを表す恒長式番手の単位です。

9000mを基準とし、1gで1デニール、2gで2デニールと表します。

デニール数がおおきいほど、糸が太いということになります。

このリブに使われているポリエステル糸は150/1デニールなので、とても細いものだということが分かります。

薄めの生地で、オペロンが入っているため伸縮性が高いです。

ポリエステル素材のリブをお探しの方はコチラから

まとめ

いかがでしたでしょうか。

編みや素材、糸の太さまで様々な種類のリブがありますが、デザインや目的に合わせてお探しのものが見つかればと思います。

リブをお探しの方はコチラからApparelXをご覧になってみてください。

資材探しは是非アパレル資材BtoBサイトApparelXで!

ApparelX