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どうして?同じ色番なのに色が違う?ロットぶれについてのお話

ApparelX NEWS 編集部の佐々木です!
生地やテープで同じ色番を発注したはずなのになんか色が違う…?
今回は色のロットぶれついてのお話をしようと思います。

ロットってなに?

ロットとは、布や糸製品の染色釜、作った時期のことを言います。
つまりロットが同じということは、作ったタイミングが一緒のものであるということです。

ロットぶれってなに?

同じように染色しても、ロットぶれはおきます。
理由としては、

・生地(染色するもの)自体のロットが違う為、風合いに違いがあり、染料の乗り方がかわってしまう
・染色時の環境(季節、温度や湿度)による変化
・染色する時の量や微妙な染料の配合の差

など多岐に渡ります。
ロットが違うと全く同色に染めることは出来ないのです。

色がブレてるのなら不良じゃないの?

先述のとおり、ロットぶれはたとえ気をつけていても、起きるものです。

多くのメーカーはその色番に対しここまでは許容という水準があります。
メーカーの許容内であれば少し色がぶれていたとしても製品としてはA品になります。
そのため不良の扱いにはならないので交換などは出来ないのです。

対応策は?

ロットぶれは起きるもの、それを踏まえての対応策を考えるしかありません。

発注時に依頼

どうしても同じ製品品番内で同ロットのものがいい!!という場合は発注の際に記載し同ロットでの出荷を依頼するというのも手かと思います。
メーカーによって対応出来る、出来ないがありますが、同ロットのもので手配してくれる事があります。

同ロットの発注は生地は対応できる可能性がありますが、テープなどの場合、25MMと30MMを同ロットで!はできません。サイズによって染めてるロットがそもそも全く違います。

使う際に一着で同ロットの物を使う

上記の様に依頼したとしても在庫が無くて対応出来ないというのは多々あります。
新しく染色する場合、大変納期がかかるので、納期が間に合わない…。
となると、作り手側が対応するしかありません。
一着に服に使うパーツを同ロットの生地でとるようになどで対応をお願いします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
染色のロットぶれについてまとめてみました。
少しでも参考になりましたら幸いです。

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