こんにちは、ApparelX NEWS編集部の木村です。
今月上旬に東京・千駄ヶ谷で開催されたテキスタイル展示会、「LINK ELEMENTS」に行ってきました!
「LINK ELEMENTS」は、小原屋繊維、桑村繊維、桑村繊維 Lingo、ファインテキスタイルの4つの生地メーカーによる合同展示会です。
他社展示会にお邪魔するのが久しぶりだったので、展示会レポートも兼ねてメーカー/おすすめ生地の紹介もしていきます!
目次
小原屋繊維は、綿・麻・ウールなどの天然繊維を中心としたテキスタイルを扱っています。
特に麻や綿など、素材そのものの風合いや表情を活かした生地が多く、ナチュラルな素材感を重視した生地を探しているときにチェックしたいメーカーです。
今回の展示でも、天然素材ならではの表情やタッチの違いを感じられる生地が多く見られました。
小原屋繊維のメーカーページはこちら
桑村繊維の2部6課からは、国内ブランド向けのOEM・ODMなどに対応するテキスタイルが展開されていました。
過去のLINK ELEMENTSでは、細番手・高密度の織物なども紹介されていたようです。
シャツやパンツ、軽い羽織り物などに合いそうなトレンドっぽい!と感じる配色や柄が魅力的な生地がたくさんありました。
Lingoは、桑村繊維の中でも合繊系の素材やアウター向けの生地などを得意とするブランドです。
天然繊維とはまた違った、ハリ感や光沢、機能性などを持った素材が見られます。
同じ「アウター向け」でも、素材によって印象が大きく変わるため、今回のように天然繊維系の生地と一緒に見ることで、素材の違いがより分かりやすく感じられました。
Lingoのメーカーページはこちら
ファインテキスタイルは、岐阜県羽島市を拠点としているテキスタイルメーカー。尾州産地を背景に、ウールをはじめとした服地を展開しています。レディステキスタイルに人気のあるデザイン性の高い生地が魅力です。
今回の展示でも、生地そのものに表情がある、特徴的な表面感の素材が多く、シンプルなアイテムでも素材によって印象を変えられそうな生地がたくさんありました。
ファインテキスタイルのメーカーページはこちら
特に印象的だったのが、4社それぞれのブースに分かれて展示されていなかったことです。各社の生地をラックごとにランダムに配置しているので、ざっくりとテーマの近い生地をメーカー問わず感覚的に見ることができるようになっていました。



表は落ち着いたトーンのチェックですが、裏面は立体感のある格子状のブロックチェックのような柄になっている、AW向けのしっかりとした質感のウール混生地。表面でアクセントカラーになっている部分が裏面ではメインカラーになっており、リバーシブル使いもできます。製品サンプルでは裏面をメイン使いとしたファスナースカートが展示されていました。
今回の展示会で個人的に一番惹かれた生地です。






品番:OA43711 メーカー:小原屋繊維


今回の「LINK ELEMENTS」は、4社それぞれが異なる魅力を持ち寄り、特徴のある生地や異なる素材を一つの空間で見ることで、素材同士の違いや組み合わせを楽しめる展示会でした。
生地を探すときには、「シャツ用の生地」「パンツ用の生地」など目的をもって用途から探すことがほとんどだと思いますが、今回の合同展示会では「この素材の生地でこんな服を作ったらおもしろいな」というようなアイデア探しとしての場としてもぴったりだと感じました。
ApparelXでも用途や目付、機能性などの条件から探すことが主流となっていますが、実際に生地現物や製品見本を見てインスピレーションが
今回の展示会で気になった生地を含め、随時新商品もApparelXに掲載しております。
その他にもさまざまなメーカーのテキスタイルを取り扱っていますので是非ご覧ください。
ぜひ、素材そのものの風合いや表情にも注目して、生地を探してみてください。

学生時代には生地の染織について専攻後、販売などを経て、オークラ商事に2022年7月に入社。
天然繊維など質感のよいものが好きです。これからもどんどん紹介していきます!