レディースセールスのR佐藤です。
今回はレディースカジュアルなどでよく使われるくるみボタンについて紹介しようと思います。くるみボタンは定番で使っているアパレルさんも多いと思いますが、色んなデザインのくるみボタンがありますので是非お読みいただければと思います。
くるみボタンは読んで字のごとし、生地でくるまれているボタンになります。決して木の実のクルミから作ったボタンではありません!
ご存知の方も多いかと思いますが、シャツ、ブラウス、アウターを主にいろいろなところで使われています。
いまお持ちの服でもきっとご確認できるものがあるのではないでしょうか。
それでは、定番のくるみボタンのご紹介です。
一番ポピュラーな形状です。平くるみといっても完全に平らなわけではありません。少し膨らみがありマーブルチョコのような形状といったらいいでしょうか。
完全に平らな状態のボタンは、フラットくるみといいます。
こちらは、平くるみの膨らみがより丸みがつよいものになります。膨らみの順としては
トップ > ハーフトップ > 平
になります。可愛らしいデザインですのでレデース向けの形状になります。小さめのサイズのくるみボタンが前立部分にあるデザインは定番かつ愛らしいイメージですよね。
こちらは2パーツでできています。そのため、内側部分と外側部分の生地をかえて作成することも可能です。表地の素材に合わせてうまく合わせられるとかなり手の込んだ製品になるかと思います。
こちらは、足のついている金具ではなく穴があいていて生地に直接糸を通す形状です。足があるものとは違い身生地にたいして足がない分ボタンが垂れません。
垂れないようにしたいが、ソースル-くるみなどでは嫌だという方は、平くるみでも、ボタンは垂れないようにできます。
それは、足を変更することです。トンネル足のものを使用すれば、ボタンが垂れません。
トンネル足には、ナイロンのものと金属のものがあります。
ナイロン足のものは、染色もできますので使用する生地と同色にあわせることができます。
そして、検針器対応が必要な方にもナイロン足のものをおすすめします。
くるみボタンはどんな生地でも作れるわけではありません。
例えば、生地が厚すぎてうまくはまらなかったり、目付がよすぎてテンションがない生地ですと生地切れをおこしてしまったりします。また最後に強度がない生地ですと、最後にかしめる際に生地が切れたりもします。もちろん補強のために芯を貼ってみることもよくありますが対応できないものもあります。
生地がくるみボタンに最適かサンプルの作成し確認が必要です。注意点はありますが身生地と同じもので作成すれば違和感ないでしょう。
是非お気に入りの生地で作成してみませんか?
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