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貝ボタンだって染められるんです!染色時の注意点について

ApparelX News編集部のなーたんです。
今回初めて投稿致します。

 

ApparelXでご注文いただける染色加工、ボタンの染色もオーダーいただけるのをご存知でしょうか?各メーカーのボタンのサンプル帳にはそもそも鮮やかな色のボタンが並んでいますが、染色加工することでお洋服の色に合わせたボタンをお作りすることも可能です。

今回は、貝ボタンの染色をご注文いただく際の注意点をご紹介させていただきます。

 

 

貝ボタンを染めるために・・・

 

そもそも、貝ボタンは染めることができるのか・・?と思われる方もいらっしゃると思います。
答えは、染めることができます!!今回は、2つの染色方法をご紹介します。

 

染色用コーティング加工を施して染める

 

貝ボタンはナイロンなどと違い染まりにくい素材の為、ボタンの表面に透明の染まりやすい素材でコーティング加工をしてから染色をすることでコーティング部分に色を付けることができる染色方法です。

これを染色用コーティング加工といいます。

ご注文いただくことが多いのは貝ボタンの透明感や光沢のある質感を活かしたつやのある色見ですが、もうひと手間かけて貝ボタンにマット加工をしてからコーティングを施して染色すると磨りガラスのような落ち着いた雰囲気が出るので秋冬時期はおすすめです。

コーティング染ボタン

マット加工してから染めた貝ボタン

 

ジカゾメ

 

繰り返しになりますが、貝ボタンは染まりにくい素材になりますが、全く染まらないわけではありません。
染料にじっくり漬けて染める《ジカゾメ》という染め方でコーティング加工をしなくても染めることができます。

こちらは、染色コーティング加工の染色に比べると色落ちが目立ちますが、使用していくうちに濃い色見からだんだん色が抜けて淡く落ち着いていく変化をつけることができます。

 

貝ボタンを染めるときの注意点

 

次に、貝ボタンの染色における注意点について説明させていただきます。

 

色落ちの危険

 

染色加工は貝ボタンに限らず、既存の商品にないお好きなカラーでお作りできるという利点がありますが、やはり色落ちの危険はつきものです。
染色の際に染めた色を落ちにくくする色止め加工を行っていますが、落ちにくくするためのものであり全く色落ちしないわけではありません。
染色をご検討の際は、できるだけ濃い色と淡い色の配色使いは避けていただくことを推奨いたします。
迷われた際は、ぜひApparelX 問い合わせページまでご相談ください。

 

加工の納期

 

染色用コーティング加工はほとんどの貝ボタンに施すことができますが、ご注文いただいてから加工のご手配に入ります。
数量やサイズに依りますが、サンプル分で10日~2週間程度のお時間をいただいており、コーティング加工後に染色加工となります。
また、ジカゾメ加工もサンプル程度で10日~2週間程度お時間を頂いております。
ご注文ご希望の際は、納期をご確認・ご相談の上ご検討をお願いいたします。

 

納期を短縮する方法

 

染色加工をしてみたいけど、コーティング加工の時間は待ちたくない!!という方もいらっしゃると思います。そんな時に頼れる味方がコーティング加工済みの商品たちです。
アイリスさんのサンプル帳に載っている頭にUのつく品番の貝ボタンは、染色用コーティン済みの商品になります。
これらの商品は、あらかじめコーティングされた品番になりますのでそこからお選び頂けると染色加工のお時間だけに短縮可能です。
基本的な形の貝ボタンは揃っておりますのでぜひご活用ください。

UST17 UST26

 

まとめ

 

僭越ながら貝ボタンの染色について、ご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
今回染色加工のマイナスな面もご説明いたしましたが、やはりお好きなカラーを作ることができる染色加工は、本当におすすめです。
皆様の服作りの一助となれれば、幸いです。

 

染色加工のご注文、ご相談はぜひApparelXまで!

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