ApparelX NEWS 編集部の森山です。
最近ネオバーとタックボタンについての問い合わせをよくいただいていたので、今回ざっくりと組み合わせなどをご紹介したいと思います。
ネオバーもタックボタンも、主にジーンズ(デニム)のフロント部分に使用されている金属製のボタンです。
糸で縫いつけるのではなく、金属のタックで取り付けるため、横への強いひっぱりにも耐えられる丈夫さが特徴です。取り付けるのには、専用の打具と駒が必要になります。
また呼び名は主に、ネオバー→モリト、タックボタン→YKKとなっています。
よくトップの脚の組み合わせについてお問い合わせいただきますが、トップのサイズによって脚の種類が変わります。
↓の画像の組み合わせができます。
例)17㎜のトップを使用の場合は、脚はWS-12かNP-PRとなります。
また、脚の柄を無地・◯印・ウズなど指定できます。ご希望の方は指定してご注文いただければと思います。
↓画像に記載されているものがタックボタンのトップになります。FXと記載されているものが首振りタイプ、穴の空いているタイプがオープンボタンとなります。
また、YKKのサイズ表記はラインになります。
実際のサイズはこちらになります。
ライン | 実際のサイズ |
19 | 11.7㎜ |
22 | 13.9㎜ |
24 | 15.2㎜ |
27 | 16.8㎜ |
30 | 19㎜ |
32 | 20.3㎜ |
40 | 25.4㎜ |
↓下の画像に記載されているものが、トップと組み合わせができる脚の種類になります。
上の画像に記載の「ショート」と「オープンボタン」は基本的にリベットE、
「レギュラー」「FXボタン」「FXオープンボタン」 はFXタックEになります。
上記で組み合わせについてご紹介しましたが、生地の厚みにあった脚の長さのものを使用することが重要です。
脚が長すぎると浮いてしまうことがあります。また短すぎると外れてしまう可能性が大きいので注意が必要です。
ネオバー、タックボタンがロット100個~の商品が多いですが、一度サンプルで試し打ちをしていただくと安心です。
今回初級編としてネオバーとタックボタンについてご紹介させていただきました。
YKKスナップの商品は、ブランドや工場の申請が必要な為、ApparelXに掲載しておりませんが、発注したいという方は、ApparelXサポートページまでお問い合わせいただければと思います。
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アパレルでの販売経験を経て、現在はApparelXの注文のお問い合わせやデリバリ業務を行っています。おすすめ資材のご紹介や、注文の際の注意点など発信していきます。