こんにちは。ApparelX News編集部の尾崎です。
みなさん、チェック柄といったら何を思い浮かべるでしょうか。
アメカジに見られるチェックシャツ、イギリスのパンクファッション、比較的フォーマルな千鳥格子など、、、。
「チェック」という言葉から様々なアイテムが思い浮かぶと思います。
最近のトレンドだと、チェックのテーラードジャケットはやはりかっこいいですよね。
一言にチェックと言っても、いろんな種類があります。
今回は、代表的なチェックの種類と、おすすめの生地をご紹介します!
実は、チェック柄は大きく分けて二つの種類に分類することができます。
「プレイド」と「チェック(チェッカー)」です。
「プレイド」とは、縦横に縞や線を交差させたもの。「チェック」とは、四角形などの図形を並べて格子状にしたものを指します。
普段気にしていないと気づかないですが、確かに両者には違いがあります。
解説していきます!
タータンチェックは、非常に歴史の長いチェック柄です。
色、幅共に様々な縞を交差させた格子柄で、色数が豊富なのが特徴です。
イギリスの王室にて愛用されたり、ヴィヴィアン・ウエストウッドがデザインに取り入れ、Sex Pistolsのメンバーの着用によってパンクの象徴となったりと、イギリス文化と深いつながりがあります。
先染めの色糸と白糸を使用し、平織した小さめの格子柄を指します。
白ともう一色が交差しており、縦横同じ太さの縞で出来ています。
チェック柄の中では比較的新しい部類で、産業革命時に生まれたと言われています。
爽やかなイメージがあり、春夏のスタイルに最適です。
名前の通り、インドのマドラス地方にて生まれたチェックです。
極彩色を含む様々な色と幅の縞が、不規則に交差しています。
元々は天然染料を使用した綿織物で、洗濯を重ねた時の色の滲みも特徴の一つです。
ブルックスブラザーズなど、アメリカントラッド系のシャツによく使用されます。
チェック柄の中でも人気の高いチェックです。
千鳥格子やストライプなど、複数の柄の四角形を組み合わせて構成されるチェック柄。
こちらもタータンチェックと同じくスコットランドが発祥です。
冒頭でお話ししたテーラードジャケットに多く使われていますね。
尖った形の柄が組み合わされた格子柄。
日本では千鳥が飛ぶ姿に見えることから「千鳥格子」、英語圏では犬の牙に見えることから「ハウンドトゥース」と呼ばれます。
こちらもイギリスの伝統的な織柄の一つで、やはりジャケットやコートに使われることが多いです。
赤、青、緑、黄など色縞に、黒の縞が交差し、交差部分が濃い黒となっている格子柄です。
アメリカ西部開拓時代に、カウボーイに好んで着られました。
厚手のワークシャツ、ワークジャケットに使用されることが多いです。
アメリカのブランド、ウールリッチのワークシャツの印象が強い方も多いかもしれません。
いかがでしたか。
今回はチェックの種類についてまとめました。
今回ご紹介したのは代表的なもので、もっと細かく分類していくと本当に数多くのチェック柄があります。
ご紹介したもの以外にも多くのチェック生地を取り揃えておりますので、ぜひApparel Xをご覧ください!
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