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サスティナブルな注目表地-テンセル™リヨセル-

こんにちは。ApparelX事業部のカヤバです。

本日は、サスティナブルな生地として注目が高まっているテンセル™リヨセルを使用した生地をご紹介いたします。

この記事は、以下の方にオススメです。

  • テンセル・リヨセルの特徴を知りたい方
  • テンセル・リヨセルの違いを知りたい方
  • テンセル・リヨセルを使用した生地を探している方

テンセルの特徴① サスティナブル

テンセルは、環境負荷が少ないサスティナブルな素材として注目が高まっています。

なぜ環境負荷が少ないか理由を解説します。

原料は木材パルプ

テンセル™は素材の原料に木材パルプを使っています。

木材パルプは、製材する時に出る樹木の端材等を主な原材料にしています。

端材なので、木材としての価値はほとんどありません。

これを繊維の原料にしている事が環境負荷が少ない理由の一つです。

製法がシンプルで、エコフレンドリー

テンセルはの製法は、簡単に言うと、木材パルプを溶剤に入れて溶かし、整形そてそこから糸を作るというシンプルな製法です。

そして、その溶剤は、危険度が少なく、再利用も可能です。

使用する水の量は、コットン生産の100分の1とも言われています。

土に還る

木材パルプを原料としているので土に還ります。

特徴② ソフトな肌触りと吸湿性

ソフトな肌触りでドレープ感があります。そして、濡れても強度が下がりづらいです。また、木材パルプが原料(セルロース繊維)なので、吸湿性に優れています。

デメリットは、綿などと同じ様に水を通すと縮む事がある事、摩擦によって生地が白っぽくなることがある事です。

テンセル™とリヨセルの違いって何?

結論から言うと、同じ繊維です。

では、なぜ2つの呼び方があるのか。

それは、元々同じ繊維に対して、別々の会社が異なる商標を持っていたからです。

テンセルは元々、英国のコートルズ社が持っていた商標です。リヨセル(正式にはレンチングリヨセル)はオーストリアのレンチング社が持っていた商標です。

コートルズ社は紆余曲折あり、2004年にレンチング社に買収されます。

つまり同じ会社が、同じ素材に対して2つの商標を持つことになります。

ややこしいので、商標として使用する際は、テンセル™を使用し、一般名称として使用する際は、リヨセルを使うという慣習になっています。(それでも十分ややこしいですが)

テンセル™を使った生地

ApparelXで販売されているテンセル®を使用した生地をご紹介いたします。

13257 50sリヨセル/コットンフィブリルブロード

糸に羽毛とふくらみを持たせるフィブリル加工によるソフトな肌ざわりと、適度なハリが特徴です。薄手のベーシックな平織りで、季節を問わずご使用いただける商品です。

8617 TENCEL 50sタイプライター

テンセルを使用した、タイプライター生地。

柔らかさと程よいハリが特徴です。

22422 テンセル™リヨセル繊維/綿ツイル

テンセル™リヨセル繊維特有の上品な光沢と、落ち感が特徴です。中肉厚でなめらかな肌ざわりを持った、上品な印象のツイル素材です。

73674 1/68テンセルリヨセル繊維ウールスムース

テンセルリヨセル繊維/ウール混紡糸の、ソフトでしなやかな風合いが特徴の素材。中肉厚のさらっとした肌ざわりで、なめらかな表面感です。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

ぜひApparelXで、テンセル™素材をお探しいただければと思います。

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