サスティナブル素材のご紹介リサイクルポリエステル×コットン

2019年12月4日生地

こんにちは。ApparelX事業部のカヤバです。

本日は、先日ApparelXに掲載いたしました、環境配慮型の表生地をご紹介致します。

リサイクルPE/Cコアヤーンシリーズ

ポリエステルコットンのこのシリーズは、リサイクルポリエステルを使用しています。そして、そのリサイクルポリエステルフィラメントを芯にして、その周りをコットンの糸で覆っていく、コアヤーン糸を使用しています。

このコアヤーンは、コットン100％使用の糸よりも耐久性が高く、そして、周りをコットン糸で覆うことでよりナチュラルな肌触りを楽しんでいただけます。

まず、リサイクルされた原料を使用しているという事、そして、その洋服自体の耐久性が高くより長く着用できる服を作るという事が、エコに繋がるのではないでしょうか。

ツイル素材。程よい光沢感があり、ワークテイストやミリタリーテイストの洋服に使えそうです。

ポプリン素材。シャンブレー帳のカラーや落ち着いたカラーリングが魅力的です。こうしたパキっとしたカラーリングとトレンド感のある透け感のある素材との組み合わせって良いですよね。完全に趣味入ってますけど。

オックス素材。ポリエステル混紡のオックス独特のテカリが控えめで、肌触りも柔らかです。

リサイクルポリエステルは、近年盛り上がりを見せています。

何年のも昔からある素材だと思いますが、登場当時はコストの高さ、品質の問題等があり、一時的な注目で終わってしまいました。

現在では、その品質も向上し、使用しやすい価格になって来ていると思います。

また、現代の環境問題を鑑みると、エコフレンドリーだという事が付加価値になり得ると思います。

アパレルの環境問題には、原料の問題や、製造工程の問題、廃棄の問題等、色々な段階で課題があると思います。素材にリサイクル素材を使えばエコというのは短絡的かもしれませんが、このようなエコ素材を使用する事で、環境問題にコミットするきっかけにもなると思います。

例えば、再生ポリエステル繊維は再度リサイクルできるのか、再生ポリエステルを作るための工程の環境破壊はどうなのかetc…。

自分自身もより深く環境問題への理解を深めて、問題を正しく認識できるように努めていきたいと思います。

今回ご紹介した生地は全てアパレルApparelXで販売中です。
気になったものがあった方はぜひサイトを御覧ください！

セレクトショップでの販売やオーダースーツの採寸や縫製に携わってきました。

2020年に女の子が生まれました。日々の成長を楽しみに仕事しています。