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スポーツウェアに適したポリエステル生地を徹底解剖!!

皆様、こんにちは。ApparelX News編集部の田中です。

連日とても暑い日が続いていますが、今年の夏はなんといっても「パリオリンピック」が開催されましたね!

どの競技も白熱しましたが、選手の皆さんが着用しているスポーツウェアに注目したことはありますか?

今回は、スポーツウェアによく使用されている「ポリエステル生地」についてご紹介します!

ポリエステルとは

ポリエステルは、石油から作られる合成繊維の一種で衣料品では紡績したポリエステル繊維が使用されます。

日本国内では最も生産されている化学繊維になります。

ポリエステル生地の特徴とメリット

ポリエステル生地の主な特徴をいくつかご紹介します。

・耐久性があり型崩れしにくい

・吸水速乾性が高い

・軽くて動きやすい

・紫外線に強い


・耐久性があり型崩れしにくい

ポリエステルは非常に強く、耐摩耗性引き裂き耐性があるため何度洗っても型崩れせず長持ちします。

激しく動き回るスポーツやアクティビティには最適です。

また、シワがつきにくい素材でもあるので日常的な手入れも簡単です。

・吸水速乾性が高い

吸水速乾性があると、吸収した汗や水分をいち早く拡散し衣類に染み込むことなくすぐに乾きます。

ポリエステルには、繊維の内部まで水分が吸収されることなく、繊維と繊維の間に一時的に

水分がとどめられる疎水性という性質があるため乾きやすい仕組みになっています。

・軽くて動きやすい

ポリエステルは、綿をはじめとした天然素材に比べ軽量のため動きやすく身軽になるため

スポーツウェアには適しています。

・紫外線に強い

ポリエステルは、可視光線を通しにくい性質があります。そのため紫外線も遮断され

外での活動が多いスポーツの場面でも活躍します。

おすすめ商品

ポリエステル生地のおすすめ商品をピックアップしました!

5333テトニット裏地シルリード

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ポリエステルのデメリット

前半は、ポリエステル生地の特徴・メリット等をご紹介してきましたが、世の中メリット

があればデメリットはつきものです。

ここからは、ポリエステルのデメリットをいくつかご紹介します。

・汚れを吸着しやすい

ポリエステル繊維の衣類は、汚れやにおいを吸着しやすい傾向があります。

そのため洗濯をこまめにする、洗浄力の強いアルカリ性洗剤を使用するなど

汚れを残さない工夫が重要です。

汚れてしまった時は、いつも通りの洗濯をする前に汚れた箇所を洗濯用の

固形石鹸などで部分洗いすると落ちやすくなります。

※洗う際に熱湯の使用は控えましょう。高温で素材が変形しシワの原因に!

・静電気を起こしやすい

ポリエステルはマイナスの帯電繊維であるため、プラスの帯電繊維を持つ

ナイロンウールなどの素材と重ね着してしまうと静電気が発生します。

夏場は重ね着することがほとんどありませんが、冬場に静電気が起きるのは

知らず知らずのうちにプラスとマイナスの繊維を重ね着しているのかもしれませんね。

静電気は羽毛立ちや毛玉の原因となりますが、柔軟剤を使用して表面を滑らかに

することで、静電気を防ぐことが出来ます。

いずれのデメリットもあまり良い印象を受けないように思えますが、一工夫

加えるだけでデメリットを抑えられるため安心して使用出来ます。

ポリエステル以外の適した生地

ここまでポリエステル生地についてご紹介してきましたが、実はポリエステル以外にも

スポーツウェアに適した素材は存在します!

・ポリウレタン

・ナイロン

・ウール


・ポリウレタン

ポリウレタンの特徴は、なんといっても伸縮性・弾力性が高いところです。

他の素材に少し混ぜるだけでも、生地の伸縮性がアップします。

そのため、ポリエステルとポリウレタンを混ぜて伸縮性を出し、水泳や陸上競技の

ウェアに利用することが多いです。

私自身も陸上競技経験者なので、このことを知った時は納得でした!

1つ欠点をあげるとすると、紫外線には弱く変色しやすいため注意が必要です。

*ポリウレタン生地のApparelXでの取り扱い商品はこちらから

・ナイロン

ナイロンは、生地の弾力性シワになりにくい特徴がありスキーウェアやウインドブレーカー

などに使用されることが多い素材です。

また、軽量なので扱いやすい素材にはなりますが、こちらもポリウレタン同様

紫外線に弱いため注意が必要です。

*ナイロン生地のApparelXでの取り扱い商品はこちらから

・ウール

実はウールもスポーツウェアに適していて、実際に秋冬に活躍するスポーツ用の

アンダーウェアや、アウトドアウェアにも使用されています。

ウールは、吸放湿性臭くなりにくい特徴があり、水分を外に逃がしてくれる性質によって

スポーツでかいた汗による体の冷えが起きにくく、汗臭いにおいも発生しにくいためスポーツウェアに

適しているといえます。

*ウール生地のApparelXでの取り扱い商品はこちらから


まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、スポーツウェアに適したポリエステルについてのご紹介でしたが、

日頃から着用している衣服にも様々な素材が取り入れられているので

ほんの少し注目してみると面白い発見が出来るかもしれません。

それではまた次回・・・

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