ApparelX News編集部のヤマヨシです。
今回はシルクの等級について解説していきます。
コットンや麻など質(産地)によってブランド名がついている素材はいくつもあります。私はちょっと知らなかったのですが、シルクにも実は等級があるのです。お客様からの問い合わせで調べたら等級があることがわかったので、今回はそれを紹介します。
YOUTUBEでも解説しています。是非御覧ください。
実は同じコットンでも糸には質の違いがあります。例えばスーピマコットンやシーアイランドコットンなどはブランドとして使用できるぐらい質の高いコットンですよね。その質は主に、繊維の長さであったり、不純物の少なさであったりします。
うちの生地はただのコットンじゃないよ!とかただの麻じゃないよ!といった場合は商品名にはスーピマコットンや、サフィランリネンなどの素材名が入っているので探してみてください。もちろんポリエステルなどの化学繊維でも、糸の形状を変えたりして様々な機能を付加していたりします。ただ天然繊維の場合は機能が付加というよりも、風合いや見た目などが上質なものに変わります。より原料が重要ということです。
シルクの糸はどこで作られているかご存知でしょうか。実は世界に流通する80〜90%は中国だと言われています。その中国が世界へ販売するためにランクを決めるようになりました。
決めたのは中国の国家機関である商検局という機関です。
このランクによって、同じシルクで質の善し悪しが一目でわかるようになります。
シルクのランクは3A~6Aに振り分けられ、数字が大きいほうが良質になります。また5Aと6Aは全体の供給量の10%しかなく、ハイブランドやトップメゾンなどのブランドで使用されています。
シルクの品質の基準は下記の通りです。
これらの基準でランク分けされます。
オークラ商事では上記の質の高いシルクをカラーでストックしています。メーターカット対応していますので、是非手に取ってみていただければと思います。
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ApparelX News編集長。
レディース・カジュアルブランドのデリバリ業務を経て、現在は、アパレル資材BtoBサイトApparelXの運営をしています。自分自身が分かりにくかったことや、役に立てる情報を発信していきます。