裏地どれがいい？種類別ド定番裏地集めてみた

2024年5月31日裏地・芯地

ApparelXでガチで売れてる裏地ってどれだいって話をさせていただこうかと思い、2022年5月分～2024年4月の出荷回数を遡って集計してきました。

どれにすればいいかわからんならこれにしとけ～～って気持ちで持ってまいりましたので、裏地選びの際にお役に立てれば幸いの限りでございます。

ちなみに。カテゴリ別に分けていますので、降順にはなっておりません。ランキングではありませんので、ご了承下さいませ。

AKP9006 AK9008

最高ランクの裏地と言って過言ではないだけあり、やはりベンベルグは人気商品なようです。

こちらはどちらも洗濯対応かつストレッチ性のある機能裏地。レディース、メンズともに数多く使用されているのが鑑みられます。

AK9008はAKP9006よりやや厚みがあり、どちらかといえばメンズ向けではございますが、必要に合わせてご選択くださいませ。

キュプラはコットンリンター(綿花の種子の外皮)から生成され水分量が多く、被服内温度を一定に保つため季節を選びません。

超定番AK1800もかなりの販売数がございますが、相変わらず全体的に在庫が薄く……ちょっと掲載を躊躇して割愛いたしました。

2001 S5075

2001は120色以上という圧倒的カラー数。今回掲載した中では2001が唯一ベージュ～イエロー～ブラウン系に強い印象。

実は4050もかなりの出荷数だったのですが、あいにく在庫なくなり次第廃番とのことですので、掲載しておりません。

4050の後継品番はこちらのS5075で、こちらも出荷数は多く(むしろ4050より多い)、数々のアパレルで使用されているかと存じます。

そしてどちらも、ポリエステル裏地にはもはや必需とも言える帯電防止加工が施されています。

5421（5421E）

最近増えてきた、『在庫なくなり次第リサイクルポリエステル品番に移行します』というものです。

弊社も御社もSDGsを配慮しなければならない時代、リサイクル原料かつとにかくリーズナブルで、予算もSDGs配慮……といったところでしょうか。

春夏向けの清涼裏地代表みたいな顔してほぼ毎日必ずと言っていいほど出荷されていく7100S。

梱包サイズに合わせてたたみ直すために袋から出しただけのはずなのに、思わず撫でてしまうほど手触りの良いサラサラ感、売れていくのも納得でございます。

ストレッチ裏地で分類しましたが、ストレッチ性よりも特筆すべき特徴ばかりのこちらの２品番。

T6022 3109S

T6022はポリエステル裏地特有の衣擦れ音を排除し、透防性にも優れているうえに耐洗濯性も持つという、ちょっとずるいぐらい美しい裏地。

あまりの滑りの良さに畳んだそばから崩れていく……ので、作業台から少しでも垂れていると少し目を離したうちに滑り落ちていそうでソワソワしながら梱包しております。

T6022ですが、ApparelX外でウン百m単位で出すことが多くあり、色番によっては在庫が薄いこともございますので、あらかじめご了承下さいませ。

3109Sは東レのシルックという、”シルクルック”から名付けられた絹調ポリエステル糸を使用した、サテン裏地。

絹の多角形な断面を再現した糸は、シルク特有の光沢、シャリ感をそのまま表現しております。

まとめ

ApparelXでガチ売れてる裏地、いかがでしたでしょうか。

裏地まだ決まってない方は決められましたでしょうか。

今回挙げた品番は、販売数が他の品番より桁が違う品番のみ取り上げています。集計取ってきたのでマジです。

どれも優秀なものばかりで、その実力は数字が証明してくれているというわけですか……と一人シタリ顔で商品ページを眺めております。

こちらの裏地のカテゴリページでは、新着順、価格順や人気順で表示ができますので、ぜひご活用下さいませ。

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百貨店のド真ん中にあったお直し屋から野に放たれ資材卸に転職してきた、ミシン踏むより資材見てるのが好きなタイプの人間。首振りネオバをシャカシャカするのが趣味。