奥深いメンズスラックスの世界_腰芯について

2019年10月31日裏地・芯地

どーも。APXNews 編集部のゆーたです。
今回は「腰芯」をご紹介します。

スラックスのベルトを巻く箇所に芯が入っています。
これが「腰芯」です。
芯地のようにスラックスを形成している、言わば縁の下の力持ち的存在です。

ゼントロール

ガッチリと腰廻りを固定してくれるので、主にベルトレスパンツに使用されます。
反り返りを強く防ぐ為、ちょっとお腹が出ている方にうってつけです。

EXCYオリジナルの商品です。日本全国の百貨店のオーダーサロン様等の商品に長年ご愛用頂いている腰芯です。
下端部分に当たる化学繊維の素材がバイアスに取られているので、しっかりと伸縮してウエスト廻りにジャストフィットし易くなっています。

表地と腰芯、更に腰裏(スラックスの裏地)を合わせてミシンで直線縫いが出来る為、手間要らずです。
コストも低い為、既製服によく使われております。

岐阜県のメーカーの縫製技術講師の方が開発した腰芯です。
張りのある芯地で反りを防ぎ、腰廻りを安定させる工夫が施されております。

麻芯に硬く糊付けした芯の事です。厚手でとにかく固い芯です。
昔は腰芯と言えばダック芯のみだったのですが、貼り付ける手間やコストもかかりますので、現在では上記の4種類が主流となっています。
今は腰芯と言うよりは、厚手のコートや上着の前芯や衿芯に用いられております。

上記ご安心している商品は全てAPPARELXにてご購入頂けます。

サプライヤーが「ヤマモト」の商品であれば、どなた様でも本社オフィス2Fの卸店舗にて実物をご覧頂けます。(倉庫在庫品や加工品、取り寄せ品等一部商品を除きます。)

今回ご紹介した商品は全て本社オフィスの2Fに在庫があります。(反物は取り寄せになりますが。)
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