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ソーシャルメディア時代に考えるマーケティングとモノつくり 1/2

ApparelX News編集部のヤマヨシです。

今回はIFIビジネススクールで学ばせていただいた博報堂グループのスパイスボックスさんのセミナー内容を感想を交えながらシェアしたいと思います。

ソーシャルメディアが影響力を持つ中で、商品をどのように顧客に届かせるかそして「どう響かせるか」についてがメインテーマになります。

今回は、前提として今の時代がどのようになっているかについて書いていきます。次回はOLD NAVYや良品計画の事例を合わせてマーケティングをしていくかについて書いていきます。


日本人がよく使う検索ツールはGoogle?


皆さんは普段なにかを検索するときに使うツールはなんでしょうか。
私はほとんどの場合がGoogleで、電車が遅れているときはtwitterで検索しています。
日本人がよく使う検索ツールはYahooかGoogleかなという認識だったのですが・・・

Google : 33%
Yahoo : 12%
Twitter : 31%
Instagram : 24%

なんだそうです。ソーシャルメディアであるtwitterやインスタが半分を占めているとは思いませんでした。

しかし、私も家具などを買うときはインスタでインスピレーションをもらっていたりするので、統計的に表すとこういった結果になるんだなと思いました。

故に、ソーシャルメディアでのマーケティングも非常に重要になってきているということが言えます。


情報の爆発について


2020年を境にAB世代が人口の半数を占めるらしいです。
AB世代というのはアフターバブル世代といい、バブル以降に生まれた時からデジタルに触れてきた世代になります。

情報の爆発というのは、今の世界には2000年より前と比べて情報量が2000倍以上増えていることを指します。

インターネットの普及、そしてスマートフォンの普及がそれを加速させているといいます。

以前は大手マスメディアのみが情報発信のみで消費行動をしていたものが、現在はありとあらゆる情報を手に入れることができる時代ということが言えます。


「人の評価」の価値の向上


戦後まもない1950年代は、家電の3種の神器である、白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機には、一つの型しか存在しませんでした。テレビを買うなるコレと言った具合です。

しかし現在は洗濯機を一つ見ても、主機能は洗濯にも関わらず、様々な価格帯、デザイン、追加機能などがあり、どれを買えばいいのかは人それぞれになります。

太古の昔は、物々交換時代でした。それから貨幣経済社会に移行してきました。今は評価経済社会になっているとも言えます。評価経済社会というのは、買う際にインフルエンサーや、口コミを見て判断して買う時代になっているということです。

評価経済社会を踏まえると、マーケティングの手法も変わってきます。
webが一般化する前は、広告などの「知ってもらう(いかにリーチするか)」が重要でした。
webが一般化してくると「選んでもらう(web来訪者数が大事)」というSEO対策やweb広告が重要でした。

現在は「語ってもらう(いかにエンゲージメントされるか)」が重要と言えます。


まとめ


今は単純に検索して買う時代ではなく、口コミや誰がおすすめしているかが重要です。また企業からの発信だけでは以前より信用が低く、いかに使用者を巻き込むかが重要なようですね。是非次回もお楽しみください。更新後にリンクを貼っておきます。

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