表地から付属まで様々なアパレル資材を手配しているデリバリー担当者から資材のデリバリーについての最新情報をお届けします。
1月は主に量産分のご発注が多く、ボリュームの多い出荷が多い月で、荷捌き場も毎日大量の生地・裏地が入荷し、毎日多くの梱包をしておりました。
キュプラ素材については、多少生産が始まったとの情報もありますが、以前のように手配するにはまだまだ時間がかかるように感じます。そんな中でまだまだポリエステル裏地をお探しのブランド様も多いと思います。
そんな中、1月の最も出荷された裏地をいくつか紹介します。
今月最も出荷された裏地は7100S(東レ サップ)で、春夏向けの裏地として出荷がされました。色としてはサンドベージュや、白、黒を中心に出荷されています。さらっとした肌触りでまさに春夏にぴったりの裏地と言えます。
E3034HSは7077HSの後継品番として作られた裏地で、ヨコ方向に約20%のストレッチ性のあるリサイクル素材をしようとしたエコ素材です。
T6022は同じくストレッチ性と、スベリ性が高い裏地なのですが、現在では生産がなかなか仕掛かっておらず、色展開は多いものの、かなりの色番が量産対応できずに、色変更などのお願いをさせていただきました。
こうみると、ストレッチ性の高いものや、裏地でもリサイクル素材の使用が増えてきたのだと感じます。以前は表地はエコ素材、裏地はまだかななんて声もよくお聞きしましたが、これからメーカーから出てくる新商品などは基本的にリサイクル素材の場合が多いので、流れが加速していく気がしますね。
またサンプル用としてシンサレートなどの中綿を多くカットした月でもありました。
弊社ではシンサレートのEXシリーズを30~120gまで在庫してカット対応していますので、小ロットでも手配できるシンサレートといえば、オークラ!と覚えていただければありがたいなと思います。
ボタンなどはNUT2004などをはじめとしたナットボタンがよく出ました。ナットボタンは熱帯植物のタグワ椰子という”木の実”で、象牙色の地肌と艶、美しい自然に育まれた木目が特徴です。サスティナブルかつ歴史のある素材のため、最近は出ているかと思います。
今月は新規で取り扱いがスタートしたメーカーを紹介したブログを紹介します。
1社目はコール天やコーデュロイなどを使用された方はご存知のkumoi beautyさんです。コール天はAWのイメージですが、SSでは帆布や和紙素材の軽めの生地も取り扱っています。
2社目は日本で3社あるレースメーカーの大定さんです。自社の工場で生産されているレースは5000品番にのぼるとのことです。Japan Qreationにもほぼ毎回出展されているので、ご存知の方も多いかと思います。
是非ご一読ください。
デリバリ統括部の森山です。
私のお気に入りスポットは新宿御苑の温室です。
今まで新宿御苑は何度か行ったことはあったのですが、ちょうど良い気候の時にピクニックをし、その後全力でフリスビーをやって体力使い果たし、退散、という流れしか新宿御苑の楽しみを知りませんでした。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、そんな新宿御苑にこの間温室があることを初めて知りました。
新宿御苑の温室は、観葉植物好きな私からしたらとても癒しの空間でした。ジャングルのような異国感、しかも暖かいので真冬でも楽しめます。
みなさんもよかったら是非行ってみてはいかがでしょうか?
ApparelX News編集長。
レディース・カジュアルブランドのデリバリ業務を経て、現在は、アパレル資材BtoBサイトApparelXの運営をしています。自分自身が分かりにくかったことや、役に立てる情報を発信していきます。