ApparelX News編集部の鈴木です。今日はリボンの代表的な種類を紹介いたします。
リボン(ribbon)は細長い形状をした、衣服などの装飾に用いられるもので、その起源は古代ギリシャと言われています。
リボンには織り方によって様々な種類があり、代表的なものにグログランリボン、サテンリボン、ヘリンボーンなどがあります。
素材にはコットン、ポリエステル、レーヨン、シルク、ナイロンなど、様々なものがあります。
細い経(タテ)糸と太い緯(ヨコ)糸を平織りにしたリボンです。衣類や小物の装飾に使います。
密に織られているので光沢感があります。サテンリボンと比べると固めで適度に厚みもあるのでしっかりしていて、型崩れがしにくいです。そのため衣類の装飾に向いています。
グログランとよく似たものにペタシャムリボンがあります。ぱっと見同じに見えますが、よく見ると違いがあります。
縁ががまっすぐなものがグログラン、縁が細かく山型になっているものがペタシャムです。
写真のように織りによって山型が並んだような柄のテープです。見た目が魚のニシンの骨のように見えるので「ニシンの(herring)骨(bone)」と呼ばれています。
日本では杉綾とも呼ばれます。これも見た目が杉の葉に似ていることから、そう呼ばれています。
生地としては、コートやジャケットなど、秋冬の洋服によく使われているので、なんとなくウール素材のものというイメージがありますが、いろいろな素材のものがあります。
襟や袖などにパイピングとして使ったりパンツのウエストに使われています。
繻子織り(しゅすおり)のリボンです。光沢があって滑らかな質感はドレスやコサージュ、アクセサリーに使われます。
ポリエステルや、ナイロン素材が良く使われていますが、シルクのサテンリボンは特に柔らかな質感で上品なので、ブライダルやフォーマルドレスにぴったりです。
片面サテンリボンと、両面サテンリボンがあります。その名の通りですが、片面サテンリボンは裏側には光沢がありません。両面サテンリボンは両面とも光沢があるので表裏特にを気にせずに使えますが、片面リボンより高価です。
パイルをカットして起毛させたベルベットリボン。滑らかな肌触りと光沢を持つ、高級感のあるリボンです。
サテンリボンと同様に片面と両面の2種類があります。縫い付ける場合は片面リボン、結んだり、立体的に使う場合には両面リボンと使い分けられます。
リボンを使って手軽に可愛い印象を演出して下さいね。
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