ApparelX NEWS編集部のMammyです。
バイアステープの種類は様々ありますが、合皮のバイアステープがあるのはご存知ですか?
自分で合皮の生地用意して、1からバイアステープにするのは大変ですが、実は簡単に作れる方法があるんです。
今回はそんな合皮のバイアステープについて解説したいと思います。
通常のバイアステープについては過去の記事でも解説をしているので、下記よりご覧下さい。
目次
バイアステープのメーカーは様々ありますが、最も有名なメーカーの一つに渡辺布帛工業株式会社が作るアサヒバイアステープがあります。アサヒバイアスは1925年に創業した超老舗メーカーで、布帛のバイアステープの種類を多く製造しています。通常共布などでバイアステープを作る場合は生地を加工屋に支給をして、納期が1週間~10日ほどかかりますが、アサヒバイアスはバイアステープにするための生地の原反を在庫しているので、1反(60~70M)位のロットで加工形態も様々あり、1mm単位での加工を短納期で可能としています。
必要なものを必要な分だけ手配が出来るのは嬉しいですよね。
また布帛だけでなく合皮のバイアステープも種類豊富に取り揃えています。
そのラインナップについて詳しくご紹介したいと思います。
アサヒバイアスではラムースという旭化成の人工皮革を取り扱っています。1980年に生まれ、長年に渡ってソフトで丈夫・安定した品質の人工皮革生地です。(エコテックス・スタンダード100 クラス1認証を取得しており、3歳以下の乳幼児向けにも優しい素材です)
は旭化成「ラムース®」の品番:70S11をアサヒバイアスのオリジナルで“ドレープ”と品名を設け展開しているスエード調人工皮革です。
マットで高級感がある人工皮革で、両折れ・4つ折れテープ・パイピングテープなど加工方法の種類も豊富です。
メイフェアとい言えば合皮のバイアステープの定番中の定番です。
通常の合皮に比べると適度なハリ・コシと伸び感があり、テープにピッタリの素材です。
色の展開も多く、なんと言っても加工形態の種類が豊富です。バイアステープのみならず、芯入りループや4つ折ループはそのままショルダーバッグの持ち手などにも使えます。
またテープとしての加工だけでなく、フリンジテープへの加工や、生地の状態でも手配が出来るので、バイアステープと合わせてジャケットのポケットなどパーツにも同じ生地が使える所が嬉しいポイントです。
レイヤーエナメルテープはその輝きを放つメタリックが何ともゴージャスな生地です。バッグや舞台衣装のアイテムにはもってこいの素材です。
昨今のサスティナブル素材への関心の高まりから、表生地だけでなく、小付属にも環境に配慮したものを使用したいというお問い合わせも多く頂いております。
そんな方へおすすめな地球に優しいサスティナブルな合成皮革のテープも出てきています。
エコブルーレザー
日本回収のペットボトルをリサイクルして、日本国内で生地を生産しています。ペットボトルのリサイクルチップは透明度が高く、高品質な繊維を使用して生地にしています。素材には100%の廃ペットボトル由来の再生プラスチックを使用しています。
プラントレザー
米国デュポン社が開発した「Sorona®」を使用したプラントレザーは素材の一部に植物(トウモロコシ)を使用した素材です。ナイロン6に比べて生産をする際の二酸化炭素排出量を約63%低減・生産時に必要なエネルギー消費を約30%低減しており、環境に優しい素材です。
リサイクルレザー
回収したペットボトルなどを再生させたリサイクルポリエステル繊維をベースとなる裏地に使用しています。
以外にハードルが高いと思われがちな合皮のテープですが、その種類も豊富で、手配も簡単に出来ます。
今回ご紹介したアサヒバイアスの商品はApparelXでお取り扱いがございますので、ぜひチェックしてみて下さい。
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某総合手芸材料専門店の店舗勤務を経て、オークラ商事へ入社。
現在はレディースブランドの資材のデリバリやアパレルBtoBサイトApparelXの顧客対応を中心に行っています。
日々取り扱う商品や経験などを分かりやすくご紹介すべくApparelX News執筆に励んでいます。
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