ApparelX News編集部のヤマヨシです。
今回の生地はApparelXで商品の取り扱いがスタートした桑村繊維という生地メーカーについて紹介をします。播州織というものがなにかということも解説しますので、是非お読みください。
目次
創業1928年の老舗繊維メーカーで、兵庫県に位置する主に布帛を取り扱うメーカーです。
部ごとに取り扱う生地が少しずつ異なり、ApparelXにて取り扱いがスタートしたのがテキスタイル1部2課の生地です。
1部2課ではレディース・メンズ向けのシャツ・アウター・ワンピース・ボトムスなどの衣料向けの生地を全般的に取り扱っており、カジュアルからドレス、定番からトレンド品まで幅広く取り扱いがあります。
また別注として生地企画からできるだけ、オリジナルの生地を生産することも可能です。
綿の先染めが中心となりますが、エコ素材やテンセルなどのトレンドの素材もストックしています。
西脇市を中心した生地産地で、糸を先に染めたから織る手法で先染織物としては国内シェアが70%ある産地になります。糸を先に染めていいるからこそ、ストライプやチェックなどの柄を織組織から作り出すことができ、その独特な風合いはシャツ生地やハンカチの生地など、多くのアパレルメーカーで使用されている生地です。
柄についても織組織から作ることができるので、プリントなどでは出せない風合いをだすことができます。
現在取り扱っている生地から3点おすすめを紹介します。リンク先では動画での風合い紹介もしているので是非御覧ください。
80番の双糸を使ったブロードのさわやかなブルーストライプで、その糸の細さからドレスシャツに使われれうことも多い高級感のある生地です。
16番の太番手糸を経3本引き揃えにしてゆったりと織り上げ、柔らかいリラックス感のある肌触りに仕上げています。段階的に色を付け汎用性の高いオンブレ柄に仕上げており、組織の特性上、経色糸の並びが若干ランダムになっています。とても良いです。
テ糸に綿、ヨコ糸に綿/麻を使用した40番のダンプです。しっかりと目の詰まった平織生地のハリコシのある素材で、シャツをはじめ、軽アウターやボトムにも幅広くお使いいただけます。
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ApparelX News編集長。
レディース・カジュアルブランドのデリバリ業務を経て、現在は、アパレル資材BtoBサイトApparelXの運営をしています。自分自身が分かりにくかったことや、役に立てる情報を発信していきます。