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生地メーカー4社合同展示会「LINK ELEMENTS」レポート!

こんにちは、ApparelX NEWS編集部の木村です。

今月上旬に東京・千駄ヶ谷で開催されたテキスタイル展示会、「LINK ELEMENTS」に行ってきました!

「LINK ELEMENTS」は、小原屋繊維、桑村繊維、桑村繊維 Lingo、ファインテキスタイルの4つの生地メーカーによる合同展示会です。

他社展示会にお邪魔するのが久しぶりだったので、展示会レポートも兼ねてメーカー/おすすめ生地の紹介もしていきます!

「LINK ELEMENTS」に参加した4社それぞれの特徴

① 小原屋繊維

小原屋繊維は、綿・麻・ウールなどの天然繊維を中心としたテキスタイルを扱っています。

特に麻や綿など、素材そのものの風合いや表情を活かした生地が多く、ナチュラルな素材感を重視した生地を探しているときにチェックしたいメーカーです。

今回の展示でも、天然素材ならではの表情やタッチの違いを感じられる生地が多く見られました。

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② 桑村繊維 2部6課

桑村繊維の2部6課からは、国内ブランド向けのOEM・ODMなどに対応するテキスタイルが展開されていました。

過去のLINK ELEMENTSでは、細番手・高密度の織物なども紹介されていたようです。

シャツやパンツ、軽い羽織り物などに合いそうなトレンドっぽい!と感じる配色や柄が魅力的な生地がたくさんありました。

③ Lingo BY KUWAMURA

Lingoは、桑村繊維の中でも合繊系の素材やアウター向けの生地などを得意とするブランドです。

天然繊維とはまた違った、ハリ感や光沢、機能性などを持った素材が見られます。

同じ「アウター向け」でも、素材によって印象が大きく変わるため、今回のように天然繊維系の生地と一緒に見ることで、素材の違いがより分かりやすく感じられました。

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④ ファインテキスタイル

ファインテキスタイルは、岐阜県羽島市を拠点としているテキスタイルメーカー。尾州産地を背景に、ウールをはじめとした服地を展開しています。レディステキスタイルに人気のあるデザイン性の高い生地が魅力です。

今回の展示でも、生地そのものに表情がある、特徴的な表面感の素材が多く、シンプルなアイテムでも素材によって印象を変えられそうな生地がたくさんありました。

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会場の雰囲気

特に印象的だったのが、4社それぞれのブースに分かれて展示されていなかったことです。各社の生地をラックごとにランダムに配置しているので、ざっくりとテーマの近い生地をメーカー問わず感覚的に見ることができるようになっていました。どのメーカーも新商品や新色展開があり、原反がこれから上がってくるという生地も多数ありました。

展示会で見つけた注目生地

①品番:8897 メーカー:ファインテキスタイル

表は落ち着いたトーンのチェックですが、裏面は立体感のある格子状のブロックチェックのような柄になっている、AW向けのしっかりとした質感のウール混生地。表面でアクセントカラーになっている部分が裏面ではメインカラーになっており、リバーシブル使いもできます。製品サンプルでは裏面をメイン使いとしたファスナースカートが展示されていました。

今回の展示会で個人的に一番惹かれた生地です。

②品番:OA43711 メーカー:小原屋繊維

情報だけだと一見、40番手のよくある平織りリネンのように感じでしまいますが、実際に現物の生地を見たときの感想は「単調に見えないけどワンカラーに見える…?」でした。経糸緯糸に切り替えで2色の糸を使うことにより、絶妙な色味の表情変化がでるそうです。

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③品番:4786 メーカー:ファインテキスタイル

ウール✕コットンの先染めチェック生地。コットンとウールの縮絨率の差を利用して生まれるやわらかく細かいシボ感と大振りなチェック柄の組み合わせが魅力です。

生地表面の質感を活かしたシンプルなシャツや、ゆるめのカジュアルセットアップなども目を惹きそうです。

④品番:CLT504 メーカー:桑村繊維

コットン✕シルクのデニム生地。ほどよい厚みはありますが、シルク混なのでデニム特有のゴワッとした硬さはなく、しなやかさを持ち合わせたしっとりとした質感です。ワイドめなデニムやセットアップ、ネップの雰囲気も相まり、AWアイテムとのコーディネートの相性も良さそうです。

⑤品番:RMD5011 メーカー:桑村繊維

モダール✕ナイロンのポプリン生地。細かめなミニチェックとロートーンなカラー展開も近年の秋冬トレンドらしく、シンプルなシャツやハーフジップパーカーにするだけでもアイコニックなアイテムになりそうな魅力のある生地です。

⑥品番:OM42354 メーカー:小原屋繊維

アクセントカラーがポイントのマドラスチェック生地。カラフルさが魅力でもあるマドラスチェックですが、印象として幼くなり過ぎてしまうこともありますが、小原屋繊維らしいリネン素材と配色になることで軽やかながらも柄の主張が強すぎない、いい意味でマイルドなチェック生地です。シャツからフレアスカートまで、幅広く生地の魅力を活用できそうです。

⑦品番:4431/4432 メーカー:ファインテキスタイル

ウール100%のチェックシリーズ。カラー展開は同じですが千鳥柄とギンガムチェックで雰囲気の異なるアイテムができそうです。レディーススラックスやきれいめなワンピースなどに扱いやすい生地感です。

まとめ

今回の「LINK ELEMENTS」は、4社それぞれが異なる魅力を持ち寄り、特徴のある生地や異なる素材を一つの空間で見ることで、素材同士の違いや組み合わせを楽しめる展示会でした。

生地を探すときには、「シャツ用の生地」「パンツ用の生地」など目的をもって用途から探すことがほとんどだと思いますが、今回の合同展示会では「この素材の生地でこんな服を作ったらおもしろいな」というようなアイデア探しとしての場としてもぴったりだと感じました。

ApparelXでも用途や目付、機能性などの条件から探すことが主流となっていますが、実際に生地現物や製品見本を見てインスピレーションが

今回の展示会で気になった生地を含め、随時新商品もApparelXに掲載しております。

その他にもさまざまなメーカーのテキスタイルを取り扱っていますので是非ご覧ください。

ぜひ、素材そのものの風合いや表情にも注目して、生地を探してみてください。