こんにちは。
ApparelX News編集部の尾崎です。
9月から10月にかけて、2024春夏のコレクションウィークが開催されました。
世界情勢が不安定になる中、それぞれのデザイナーのファッションへの思いや考えが伝わるコレクションが多く見られました。
2024SSのコレクションの印象としては、2023-24AWからの引き続きのトレンドが多く、それをアップデートしたものが多い一方、ブランドごとに違いも見られ、多様化を感じました。
今回は、2024SSコレクションから、トレンドとなるスタイルや資材を読み解いていきます!
2024SSのトレンドに対応するApparelXおすすめ資材もご紹介しますので是非最後までお読み下さい。
ここ数シーズン続く、シアー素材のトレンドは今期も継続。
昨シーズンは秋冬だったのもあり、透け感がありながらも重さやエレガンスさがあったのに対して、今期は軽やかな印象のシアー素材がトレンドとなりました。
トレンドカラーでもあるニュアンスカラーのシアーアイテムで軽やかな印象を打ち出したり、ドレスやスカートにシアー素材を使うことで軽快な動きを表現するブランドが多く見られます。
2023年中盤あたりから大きなトレンドとなりつつある「クワイエットラグジュアリー」。
ロゴやデザインで強く主張することなく、控えめなカラーやデザインでありながら素材の良さや洗練されたパターンでラグジュアリーを表現するスタイルのことを指します。
その代表とも言える「ザ・ロウ」や「ジル・サンダー」はもちろん、「グッチ」や「フェンディ」などでも今期は特にクワイエットラグジュアリーを意識したルックが見られました。
昨シーズンからの継続で、レッドのアイテムは引き続き多く見られました。
昨シーズンはビビッドな赤が多かったですが、今シーズンではビビッドなものもありつつ、より多様なレッドが使われてた印象です。
特に「フェラガモ」は、昨シーズンから大きく打ち出しているレッドをより幅を持たせながら使用していました。
レッドの他にもビビッドな色が目立つ一方、パステルカラーのような落ち着いたブルーやグリーンが多く見られました。
こういった淡いカラーはシアー素材やとろみのある素材との相性が非常に良く、存在感を放っていました。
シルバーやゴールドといった、ゴージャスなカラーのアイテムも多く見られました。
全身をメタリックカラーで覆ったスタイルから、小物やワンポイントの装飾に使用されたルックまで、幅広い取り入れ方が提示されていました。
トレンドの方向性でもお話しましたが、今期もシアー素材がトレンド。
シフォン、チュール、オーガンジーなどこれまでの定番シアー素材が使用されていますが、特に軽やかさを表現できるニュアンスカラーのものが人気となりそうです。
こちらもここ数シーズン盛り上がりを見せるトレンド。
これまではダメージ加工、Y2Kやストリートの雰囲気があるデニムが多く見られましたが、今シーズンはクリーンでシンプルなデニムに回帰する動きが見られました。
クワイエットラグジュアリーと同じで、素材の良さやシルエットの良さが際立つトレンドです。
今期は、とろみがあり少し光沢感もある素材を、流動的なシルエットに落とし込んだスタイルが多く見られました。
生地の素材は様々ですが、織りはサテンが多用されていたのは間違いありません。
こちらもトレンドカラーのニュアンスカラーとの相性は抜群です。
それでは、以上の2024SSトレンドを踏まえ、それぞれのトレンドに対応した資材をご紹介します!
こちらも定番のシルク100%オーガンジー。
ハリ感のあるシアー素材をお探しの方にはピッタリです。
こちらは宇仁繊維のチュール。
宇仁繊維はトレンドのシアー素材に非常に強いメーカーです。
クワイエットラグジュアリーは本来ラグジュアリーブランドのためのワードですが、このワードに影響され質の高い素材の需要は高まりつつあります。
こちらは尾州産の高級感溢れるギャバです。
ラグジュアリーといえば、なシルク。
こちらはオークラ商事オリジナルのシルク羽二重です。
豊富なカラー展開で、今期トレンドのニュアンスカラーからビビッドなカラーまで、多様な色番からお選びいただけます。
メタリックカラーはワンポイントとして使用してもトレンド感を表現できます。
こちらもなかなか派手なブレードですが、今期は違和感なく取り入れられそうです。
こちらはダックテキスタイルのデニム生地。
経緯にオーガニックコットンとオーガニックのリサイクルコットンを使用している、サスティナブルなデニムです。
オークラ商事オリジナルのシルク100%16匁サテン。
色展開豊富で、今期トレンドのとろみのある光沢感、ドレープ感といったキーワードにピッタリです。
サンコロナ小田のポリエステルサテン。
主張の強すぎないちょうどいい光沢感で、今期のトレンドらしい生地です。
サンコロナ小田も、トレンドのレディース素材を多く取り揃えています。
こちらはピーチスキンのサテン生地。
メーカーのコスモテキスタイルはメンズライクの生地を得意とされており、こちらもこれまでご紹介したサテン生地より目付けが高いですが、ピーチスキンということで光沢感もあり、使い方次第でトレンド感を表現できそうです。
いかがでしたか?
今回は2024SSのトレンドから、どのような資材が注目されるかを読み解いてみました。
ApparelXでは様々な資材を取り揃えておりますので、トレンドの資材をぜひご覧になってくださいね。
アパレル資材をお探しならアパレル資材BtoBサイトApparelXへ!
大ロットでのご注文をご検討している、又は法人担当からの連絡をご希望されるお客様はオークラ商事問い合わせページまで!
2022年5月にオークラ商事へ入社。
現在資材のデリバリを中心に行っております。
ファッションが大好きなので、ファッション好きの観点から色んな情報をお届けします!