アパレル資材の情報がみつかる

帆布(キャンパス)生地の号数とは?特徴について解説します。

レディス営業の佐藤雄です。
帆布(キャンバス)とは、みなさんも一度は聞いたことがあると思いますが、トートバッグなどの生地が有名です。
綿や麻で織られた平織りの生地(厚手)のことを言います。
昔日本では帆船の材料として使用されていたことから帆布と呼ばれているそうです。

今回はそんな帆布について解説していきたいと思います。

帆布とは

帆布とは、太い糸で高密度に織られた厚手の平織りの布のことを言います。昔は小学校でも綿帆布を使ったテント・シートも多くありましたが、現在ではバッグ・靴などの衣料品として使用されることが多いです。
帆布とは和名で、英語ではキャンバスといいます。

一口に帆布といっても様々な厚さがあるのが特徴的です。硬めのもや柔らかめの物など、風合いも様々です。またコットンなので、色ブレがロットによって異なるので、色ブレが結構あるのも特徴ではあります。

413 セイラー[生地] 仙田
11号帆布 硬仕上げ
1200 富士金梅 綿帆布2号 糊付加工[生地] 富士金梅
2号帆布

帆布の号数

綿帆布はJIS規格により、織り方が決まっていましたが、この規格は廃止されましたが、日本ではまだ適用されています。11号ですと、タテ糸が2本で撚ってあります。号数が小さく(厚く)なるほど撚ってある糸の数が多くなります。そして、撚ってある糸の数が多くなるほど強度がでます。

原糸撚り密度(本/inch)重さ
号数 経糸/緯糸(タテイト /ヨコイト ./ )経糸 / 緯糸(タテイト/ヨコイト)g/㎡
17 / 828-32 / 18-221014
27 / 828-32 / 16-20941
36 / 628-32 / 19-23867
46 / 529-33 / 18-22794
54 / 532-36 / 23-27720
64 / 432-36 / 23-27647
73 / 434-38 / 24-28573
83 / 334-38 / 24-28500
92 / 344-48 / 33-37510
102 / 245-49 / 34-38428
112 / 143-47 / 39-43343


帆布生地で作られているもの

  • エプロン
  • 手袋
  • 椅子の張地
  • ハンモック
  • 運動会のテント
  • マット
  • まわし(お相撲さん)
  • 応援幕


帆布の特徴

  • とても丈夫です。平織りの生地は摩擦に強く、帆布は撚りあわせているので、よりいっそう高い耐久性を持っているのが帆布の特徴になります。
  • とにかく丈夫です。
  • 通気性にもとても優れています。
  • 水が浸透しにくいです。
  • 使い込むほどに味が出て、柔らかくなります。


まとめ

帆布の特徴は丈夫さにあります。最初は固く使っていくうちに靭やかに変化していく生地です。かばんの生地として提案することが多いですが、まずは基本情報として書かせていただきました。

アパレル資材をお探しならアパレル資材BtoBサイトApparelXへ!

帆布をお探しの方はApparelX 帆布のページへ!
大ロットでのご注文をご検討している、又は法人担当からの連絡をご希望されるお客様はオークラ商事問い合わせページまで!