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2024-25AW テキスタイルトレンド~おすすめ商品のご紹介~

こんにちは。
ApparelX News 編集部の尾崎です。

先日2024SSのトレンドについてブログをアップしましたが、今回はその一歩先、2024-25AWのテキスタイルトレンドについてご紹介します!

プルミエール・ヴィジョン・パリやミラノ・ウニカ等、世界的なテキスタイル展示会では今年の夏に発表された2024-25 AWシーズン向けテキスタイルですが、ちょうど1年後のトレンドということで、今回取り上げようと思います。

トレンドの方向性だけでなく、おすすめの商品もご紹介しますので是非最後までお読み下さい。

テキスタイルトレンドの方向性

まずは2024-25AWのテキスタイルトレンドの方向性についてまとめます。

テキスタイルの種類は非常に多岐に渡るため、一概には言えない部分もありますが、方向性としては以下が挙げられます。

光沢感

光沢感のある生地はここ数シーズントレンドとなっていますが、2024-25AWでは、控えめで高級感のある光沢感がトレンドです。

最近の一大トレンド、クワイエットラグジュアリーとも相性が良さそうな、上品な光沢感がポイントとなりそうです。

具体的には、ジャカード、シャンブレーなどの織りや、素材本来の光沢感

ボタニカル

今夏のプルミエール・ヴィジョンでは、ボタニカル柄の生地もトレンド入りしました。

様々な柄の生地が、プリントに限らずジャカードなど立体的なものも提示されました。

現段階では、まだボタニカル柄のアイテムは一大トレンドというほど見られませんが、自然への意識の高まりも相まって、今後どんどん取り入れるブランドが増えるかもしれません。

上質な素材(ウール・リネン)

もちろん常に上質な素材を使用した生地の需要はありますが、今夏は特に、品質の高い素材が注目されたようです。

というのも、昨今「長く着られる」という点で衣服のサステナビリティを高めていく動きが目立っています。

様々な意見があるとは思いますが、リサイクル素材を使うことだけがサスティナビリティではなく、服を廃棄しないことも重要であることは間違いありません。

その意味で、上質なウールやリネンを使用した生地が今夏は注目を浴びていました。

ApparelXおすすめ商品

それでは、上記のそれぞれの2024-25AWトレンドに対応したテキスタイルをご紹介します!


対応トレンド:光沢感

KKF1022-D/32 ストレッチサテンジャカード

先述の通り、トレンドとして挙げられるのは上品な光沢感。

メタリックなカラーで表現するというより、織りの技術で表現されていることがポイントになります。

こちらは宇仁繊維のジャカードで、優れた織りの技術で立体感や奥行きのある光沢感があります。

KKF1173CD サテンシャンブレーシャンタン

ジャカードと同様、立体感のある光沢が表現されるシャンブレー生地。

経糸と緯糸で別の色糸を使用するため、角度によって違う見え方をします。

こちらの生地はドレス用途にも最適です。

SLK160 本絹サテン16匁

織りだけでなく、素材本来の光沢感もトレンドです。

光沢感のある素材と言えばシルクですね。

こちらはオークラ商事オリジナルのシルクサテン。高級感は間違いありません。


対応トレンド:ボタニカル

54033-2 レース プリント ボタニカル柄

続いてボタニカル柄。

こちらはラッセルレースにボタニカル柄がプリントされた商品です。

かなり特徴的ですが、レース自体もトレンドであり、今であればすんなり取り入れることができそう。

メーカーのSAKURA COMPANYは、レース、無地、ジャガードと幅広く企画、製造、販売し、特にプリント生地に定評のあるメーカーです。

KKF6518-58-D-3 ゴブラン調ジャカード 広巾 フローラル柄

こちらは比較的落ち着きのあるボタニカル柄。

落ち着きはありながら、ジャカードのため奥行きがあり、上質な存在感があります。

光沢感のある生地同様、柄物もジャカードだとまた違った雰囲気がありますね。

A-8108 8W コーデュロイ ボタニカルプリント


こちらはボタニカル柄のコーデュロイ。

柄自体はプリントですが、コーデュロイのためジャカード同様奥行きがあります。

春夏の印象も強いボタニカル柄ですが、コーデュロイだと秋冬らしい雰囲気があり、製品になった際もすんなり馴染みそうです。


対応トレンド:上質な素材(ウール・リネン)

8861 ファンシーツイード

上質なウールが注目される2024-25AWですが、ウールツイードはその例の1つ。

こちらは毛織物で有名な尾州産地に拠点を置く、ファインテキスタイルのツイード。

ApparelXでは特に人気のあるツイードです。

2217 リネンデニム

ウールのみならず、上質なリネンも注目の素材です。

こちらはリネン高混率のデニム調ツイル素材。

昨今リネンの価格高騰は商社の我々も多く耳にします…が、そんな今だからこそ上質なリネンを使用すると差別化も測れるのではないでしょうか。

KGM1325 ウール/リネン ウェザー

こちらは珍しいウール/リネンの交織ウェザークロス。

タテ糸に梳毛のウールを使用することによりリネンのシワを軽減し、光沢感を出しています。

また、ウールの柔らかさにリネンのハリが加わるため、質感としても特徴があります。

2024-25AWトレンドとなるウール、リネン両方のいいとこどりの商品です。

おわりに

いかがでしたか。

今回は2024-25AWのテキスタイルトレンドについてご紹介しました。

テキスタイルの種類は非常に多岐にわたり、トレンドも細分化されている昨今ですが、今回の記事を2024-25AWシーズンのテキスタイル選びにご活用いただけましたら幸いです。

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