明けましておめでとうございます。
2023年本年も何卒宜しくお願い致します。
新しい年を迎えオークラ商事一同皆様にお役に立てるよう頑張ってまいります。
キュプラ裏地の動向ですが12月になりやっと糸の生産が再開したとのことです。
経糸の生産が始まったことにより生機生産のスケジュールが徐々にみえてきましたが実際に現物が出てくるのは主要商品(の主要カラー)で早い物で3月位から頭が出てくる様子です。キュプラの染色に関しては現在染めるものがない状況を考えると生機投入から比較的早く出てくるのではないかと思います。
ポリエステル裏地に関してはもともと人手不足により長納期化していた所にキュプラの代替による需要増加が重なりさらに納期がかかっている状況となっております。
一時期は¥150/$位まで下がった為替も¥130/$まで上がってまいりましたがまだ1年前の水準には程遠い状況ということで輸入資材のコストは未だ高い水準となっております。
また中国の生産現場もコロナの拡大により生産が大幅に遅れ資材がなかなか入ってこないといった状況が見られました。
・オーダー工場各社様の生産状況は各工場様フルキャパで稼働してますががコロナ前と比較して数量が落ちている感覚があります(約80~90%)。人員不足の影響はかなり出ている様子です。
・他のアイテムに関して大きな動きとしては、12月は23SSの既製シャツの投入が集中した月になりました。
・各種資材の在庫切れが多い状況が続いている状況です。縫製工場様も資材がスムーズに入らないと製品納期に影響が出るため商品探しや代替品の手配に奔走する月でした。
先般工場様へ訪問した際に附属含めて、表生地も何回にも分けて分納で入ってくる状況もあり生産スケジュールが狂って大変だとの声を耳にしました。
当社としてもお客様にご迷惑をかけないよう迅速にあらゆる事態に対応していけるようにしていきたいと思いますので何卒よろしくお願いいたします。
どの工場様もかなり仕事が入っておりますがコロナ前と比較した場合各工場様の生産キャパシティ自体が減っている印象を受けます。
やはり人員不足は大きな問題でフルキャパの稼働となっていても非稼働のミシンも多く見られました。
そこに追い打ちとなりコロナ感染や濃厚接触により出勤者の減少が追い打ちをかけているようです。
人員不足は目に見えて生産数への影響が出るのでわかりやすいですがそこ以外にも大きな悩みが各工場様より耳にします。
特に大きな悩みは電気代の高騰です。電気料金は以前と比べ1.3~1.5倍となり各工場様の経費をかなり圧迫しているとのことでした。
当ブログでも接着試験についてお話させていただきましたが芯試験の他に大事な点がございます。
それは芯地をボンディングする接着プレス機です。
先日芯地メーカー様と縫製工場様へ同行して接着プレス機のチェックを行いました。
毎日フル稼働で動いている接着プレス機です、長いこと稼働していると加圧や温度設定、プレス時間などが設定からずれてくることがあります。
接着試験で適正な接着条件を導き出しても生産現場でその条件が正しく再現出来ていなければ思ったいた製品に仕上がることはありません。
各工場様の保全の方がチェックはしていますが数値化してのチェックなどはなかなか難しいです。
特に加圧工程での機器不良は温度や加温時間の調整で解決できない場合がありますので各工場様も注意をお願いいたします。
先ほど接着プレス機チェックのお話をさせていただきましたので以前もご紹介させていただきましたが接着試験についての記事を復習も兼ねましてご紹介させていただきますのでご参考になればと思います。
神田駅北口からほど近いところにあるおでん屋さん
神田おでん 尾張屋
寒さも身に染みてきた今日この頃、アツアツのおでんで温まってはいかがでしょうか?
ランチは比較的リーズナブルなのでお勧めです。
(神田にはお蕎麦の尾張屋もあるので混同しないようにご注意ください)
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メンズ重衣料全般を得意としております。
特に毛芯地と接着芯に関しては四半世紀のキャリアをもってます。
なんでも聞いて下さい。