みなさんこんにちは。
apparelx news編集部の尾崎です。
今回は、世界的ファスナーメーカーのYKKの商品の中でも、最も細く、最も薄いファスナー、MINIFA®についてご紹介します!
まずはMINIFA® ファスナーについてご説明します。
MINIFA®とは、多くの種類のファスナーを製造するYKKの製品の中でも、最小(2022年5月19日時点)のファスナー。
小さいだけでなく、薄さもYKKの製品一のため、非常に軽く柔らかいことが特徴です。
頻繁に使用される、YKKの3サイズコイルファスナーと比較すると、4倍の柔軟性を持ち、かつ4割ほど薄く、軽い製品です。
よくファスナーをご発注する方には通じるかと思いますが、このファスナーは品番が0EF。
YKKファスナーは頭の数字がエレメントのサイズを表しますが、コンシールファスナーでも2CHCですので、品番からも非常に小さいサイズのファスナーであることが伺えます。
その他の特徴として、上止めは左右とも付いていません。
また、スライダーの展開は少なく、DF3DRというスライダーのみです。
主な使用用途は以下が挙げられます。
・ジャケットの内ポケット
・Tシャツのポケット部分
・ジャケット・アウターのベンチレーション
ジャケットの内ポケットに使用されることが最も多いかと思います。
また、胸部分などにポケットがついた、アウトドア系のTシャツでもよく使用されています。
そうしたアイテムでは、ファスナーに重さがあると縫製時やシルエットに悪影響を与え兼ねないため、MINIFAは最適と言えるでしょう。
また、最近は着心地が良く、夏も快適なジャケットの需要が高まっています。
その一例として、脇部分にベンチレーションがあり、ファスナーを開けて通気性をよくできるジャケットがありますが、その場合目立たないことが重要ですので、MINIFAの小ささは重宝されます。
以上のように、軽さ、小ささが求められるシーンで活躍するファスナーですが、その意味で上記の用途以外にも、多くの可能性を秘めたファスナーだと思います!
サンプル写真だけだとわからない部分も多いと思うので、実物の写真を撮ってみました。
ご覧の通り、上止めがありません。
また、エレメント部分が非常に細いことが伝わるかと思います。
スライダーはこんな感じです!
いかがでしたか。
今回は、YKKの商品の中で最も細く、最も薄いファスナー、MINIFA®についてご紹介しました。
その特徴から、使用用途は今回挙げた例だけでなく、まだまだ様々な使い方があると思います。
今までのような使用用途はもちろん、新しい使い方を思いついた方も、是非ApparelXへ!
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2022年5月にオークラ商事へ入社。
現在資材のデリバリを中心に行っております。
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