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糸の種類~手縫い糸とミシン糸~

みなさんこんにちは。編集部のミッゾです。

今回は糸についてお話したいと思います。

 

糸の素材

 

自然界から採れる天然繊維(絹糸・綿糸)と石油などから作る合成繊維(ポリエステル糸・ナイロン糸)の2種類があります。

 

糸の繊維のタイプ

 

長繊維(フィラメント)糸

 

長繊維(フィラメント)糸とは長く連続した繊維のこと。

天然繊維では絹糸。合成繊維の代表はフジックスのポリエステル100%の”ファイン“とナイロン100%の”レジロン“など。

フィラメント糸の特徴は光沢があり美しく、なめらかで丈夫な点です。

ファインレジロン

短繊維(スパン)糸

 

短繊維(スパン)糸とは短い綿状の繊維のこと。天然繊維では綿糸や麻糸。合成繊維の代表はフジックスの”シャッペスパン“など。

スパン糸の特徴は毛羽がありソフトな風合いで、布なじみがよい点です。

シャッペスパンシャッペスパン

 

撚りとは

 

糸に必要な強度や独特の風合いを与え、目的の太さの糸にするため、1本から複数本の糸を引きそろえねじり合わせる事。

手縫い糸とミシン糸では撚り方向が違い、手縫い糸は右撚りのS撚り、ミシン糸は左撚りのZ撚りとなっています。

 

 

番手とは

 

「番手」「番数」は、「一定の重さに対して、長さがいくらあるか(恒重式番手)」を測定して数値を求めます。

重さ1ポンドで長さ840ヤードのものを1番手としており、数字が大きくなるほど細い糸であることを示します。

糸はそれぞれの用途に合わせ、太さを選んで使用します。一般に厚い布の場合は太い糸、薄い布には細い糸を使います。

 

 

番外編

 

フジックスには光沢や色、質感など様々な趣向をこらした装飾用の飾り糸なんてものもあります。

4色染めや6色染めからなる”カラーズ“と呼ばれるミシン糸や、手縫い、ミシンどちらでも使用できる”スパークルラメ“、

光の屈折を利用した虹色に輝くミシン糸Prismaと呼ばれる飾り糸も作られています。

カラーズスパークラメプリズマ

 

まとめ

 

洋服作りに欠かせない糸も生地の素材や厚さによって糸の種類を変えなくてはいけないんですね。

 

株式会社フジックスの商品もApparelXでご購入が可能です。