ApparelX News編集長のヤマヨシです。
生地や付属の手配をしていると在庫切れで困った。そんな経験はみなさんあるのではないでしょうか。メーカーも多種多様なニーズに応えるためバリエーション多く在庫しているからか、一度に複数社から同品番・同色で集中するとあっという間になくなってしまいます。
今回はそんな起こしたくないことベスト5ぐらいには入るであろう在庫切れが起きてしまったときにどうすればよいかを資材商社目線で紹介していきます。
在庫切れという連絡をすると「え?」「なんで?」という風に言われることがあります。しかしながら在庫切れというのは、このトレンドが変わりゆく時代に大量の在庫をしている生地メーカーはないので、多くの品番で必ず起きます。起きてしまうという表現のほうが正しいでしょうか。
また、生地などを在庫切れの場合、いろんな付き合いのある会社に探してもらうこともあるとは思いますが、多くの場合、在庫している元は同じ会社なので、結果は同じで、在庫切れしています。
自社が取引している生地商社、付属商社がどのような商品を在庫しているかを把握していると判断も早くなるかと思います。
どんな方法を使ったとしても、最初に自社で在庫してしまうという荒業以外ではどうしても起きてしまう可能性は消すことができません。
そのため、事前に在庫切れが起きてしまったときのことを考えておくといいでしょう。次に紹介するのは資材全般の話のため、個別のファスナーや、ホックなどで変わる場合がありますので、何かお困りのことがあればぜひご相談ください。
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その資材を変えてしまうことで在庫切れでも大丈夫になります。
しかし、付属などではあまり外から見えないから大丈夫だったりするので、問題ないとは思いますが、表地などでは変えるというのはなかなか難しい場合があります。
また、ボタンなどの表に出てくる付属でその洋服のキーとなる資材だと変更することができないので、予めキープすることも重要です。
大体の生地は1.5ヶ月から2.5ヶ月程度、付属類も大体1ヶ月あれば揃えられるものが多いです。納期に余裕があれば、いかに在庫切れが起きたとしても対応できるかと思います。
ただこれは定番品で多く在庫を持っていて定点発注や定期発注している資材に限った話だと思うので、レディースなど動きの早いアイテムの場合は、現実問題として待つという選択肢はないように感じます。
似ているものを探すということではなく、裏地などであれば、他の問屋が在庫している場合があります。メーカーになくても問屋のネットワークを使えば色々なところの在庫を活用できるので、必要な数量を手に入れることができます。
その場合の注意点は、間に1社入ってしまうため、通常時より単価が上がってしまうことと、ロットなどが割れるので、多少の色味が異なります。
そういった問題を最初にクリアしておかないと探しても無駄足になってしまいます。
表地から付属まで多岐にわたる資材の手配は、各カテゴリによってプロセスが異なったり、探し方が異なったりします。餅は餅屋とも言いますが、プロとしてお役に立てるようにするのが私達のようなアパレル資材総合商社の役割かと思いますので、何かお困りのことがあればご相談ください。
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ApparelX News編集長。
レディース・カジュアルブランドのデリバリ業務を経て、現在は、アパレル資材BtoBサイトApparelXの運営をしています。自分自身が分かりにくかったことや、役に立てる情報を発信していきます。