アパレル資材の情報がみつかる

ベルベット・別珍リボンから秋冬が始まる!AWシーズンにおすすめなSHINDOのリボン・テープをご紹介!

ApparelX編集部のmammyです。
8月も残りわずかですがまだまだ暑い日が続きますね。
アパレルブランドさんは既に2020の秋冬の製品の企画・生産が本格化していると思います。9月に入れば店頭にもより多くの秋冬のアイテムが並び始めるかと思います。

生地だけでなく副資材も秋冬向けの素材が数多くあります。
今回は今年のみならず、来年の秋冬に向けてもおすすめなテープメーカーSHINDOのリボンとテープをご紹介したいと思います。

REF-8600片面ベルベットリボン

REF-8600片面ベルベットリボン
REF-8600片面ベルベットリボン

こっくりと深い色味が充実の秋冬にピッタリな片面ベルベットリボンです。
毛足がやや長めで表面も柔らかく滑らかな質感です。サイズ展開も6mm~48mmと豊富でアクセサリーの小物からドレス使いまで幅広くお使い頂けます。

SIC-EB013 ムースストレッチテープ

SIC-EB013 ムースストレッチテープ
SIC-EB013 ムースストレッチテープ
SIC-EB013 ムースストレッチテープ

程よいストレッチ性を持った柔らかいリボンです。毛足はやや短めですが、75色展開という色の豊富さには驚きです。グラデーションのカラーの様で微妙なニュアンスの色もあるので生地にピッタリな1色が見つかるはずです。

このシリーズでストレッチではないSIC-EB012というリボンもあります。

SIC-108 片面別珍リボン

SIC-108 片面別珍リボン[リボン・テープ・コード] SHINDO
SIC-108 片面別珍リボン

SIC-109 両面別珍リボン

SIC-109 両面別珍リボン[リボン・テープ・コード] SHINDO
SIC-109 両面別珍リボン

片面別珍リボンは32色展開、両面別珍リボンは20色展開でベルベットリボンに比べるとやや毛足は短めです。光の当たり具合・角度によって見え方・光沢・陰影が美しく変わって見えます。
生地に縫い付ける場合などは片面リボン・リボン結びなどをして使う場合は両面リボンがオススメです。

SIC-176 両面プルミエリボン

SIC-176 両面プルミエリボン[リボン・テープ・コード] SHINDO
SIC-176 両面プルミエリボン

表面が起毛しており、まるで桃の肌(ピーチスキン)の様な質感のリボンです。
スエードの様にも見え、暖かな風合いは正に秋冬の時期にうってつけの素材です。
カラーもダークなボルドー、スモーキーなピンク、アースカラーなどトレンド感を感じる色展開となっています。

SIC-289 ウール杢杉綾リボン

SIC-289 ウール杢杉綾リボン[リボン・テープ・コード] SHINDO
SIC-289 ウール杢杉綾リボン

ウール100%の杢調のリボンはウールならではの暖かな風合いと滑らかな手触りが特徴です。杢調が醸し出す柔らかな色合いがニット生地などにも相性が良さそうです。

別珍・ベルベットの違いとは?

先にベルベット・別珍リボンご紹介しましたがそれぞれ違うものであることはご存知ですか?これらは総じてパイル織物と言います。

パイル


生地の表面に下地から繊維を織り出した織物の事を言います。表に出た繊維をループ状にしたものとカットして毛羽になっているものに分けられます。
ループ状のものは身近なものだとタオル地などが当てはまります。
カットされて毛羽になっているものが先に紹介をしたベルベットや別珍になります。

ベルベット(VELVET)

ベルベットは二重になった上の面と下の面を糸でつなぎ合わせる様にして織ります。織りあがったら生地の厚みの真ん中から切り開きます。たて糸でパイルを作る毛足の長いたてパイル織物です。

元々はシルクで作られることが殆どでしたが、後にレーヨンなどでも作られる様にもなりました。


ベルベットはビロードとも呼ばれます。元々はラテン語の「毛むくじゃら」という意味の「Velvetum」がベルベットの由来です。
日本では昔、「天鵞絨(てんがじゅう)」と呼ばれていました。天鵞とは白鳥の事で、美しい織物として重宝させていたことがわかりますね。

別珍(VELVETEEN)

よこ糸でパイルを作る、毛足の短いよこパイル織物です。表面のパイルのループをカットして1枚の起毛した織物が出来上がります。
別珍の英名Velvetteenは「ビロードの様な」という意味で、それに日本で「別珍」の字を当てました。布地の質感が特別に珍しかった事からこれらの漢字が使われたそうです。

別珍は元々は綿素材で作られることが多く、後に合成繊維で作られることも増えました。

並毛・逆毛とは?

毛足の長い生地などは並毛にするか逆毛にするかで見え方が変わってきます。
並毛は上から下に毛が流れていてするりとした手触りがあり、毛が下を向いてるので光を反射して色味が白っぽく見えます。

一方の逆毛は下から上の毛流れなので触って見ると少し手に引っかかる様な感触があります。毛が上を向いてるので光を吸収して生地本来の色が見えます。

逆毛・並毛を統一して裁断をしないと色味が変わってしまうので統一する様に気をつけた方が良いですね。

並毛
逆毛

まとめ

表地などに比べるとボリューム感は少ないリボンやテープですが、暖かみのある素材を取り入れる事でアイテムの季節感にまとまりを出せるかと思います。

アパレル資材BtoBサイトApparelXでは今回ご紹介したリボン以外も種類豊富に商品を取り揃えています
小ロット注文もOKです。また大ロットでのご注文をご検討している、又は法人担当からの連絡をご希望されるお客様はオークラ商事問い合わせページまで!