レディース営業の佐藤 亮介です。
最近、店頭やECで、サスティナビリティー(持続可能性)を全面に出している商品が増えてきております。
その中でもオーガニックコットンは認知度が高い素材ではないでしょうか。
オーガニックという言葉、イメージは環境によさそうとか身体によさそうとかがあるとはおもいますが本当の意味はよくわからない方もいるのではないでしょうか。
オーガニックコットンは、遺伝子組み換えでない種を、認証機関にみとめられた農地(農薬・化学肥料を厳格な基準を守っている)で有機栽培し、枯葉剤を使用せず収穫します。
オーガニックコットンと通常のコットンは、品質検査をしても肌触りなどの品質は変わりません。ですが、これはあくまで綿花の状態で科学的な試験を行った場合です。
普通の綿花は、一部が偏っていたりオーガニックコットン綿花と比べると膨らみ具合が小さかったりと違いが見られます。これは収穫方法の違いによります。
オーガニックコットン綿花はよく育った状態で収穫されますが、普通の綿花は、枯葉剤を散布して人工的に葉や茎を枯らして効率的に大量の綿花を収穫します。未熟なものもすくなからずあるため、綿花の状態、もしくは1本1本の繊維にも違いがでてきます。さらに、さまざまな加工を経て「製品」となった場合、普通のコットンとオーガニックコットンでは手触りやその後の使用感に違いがでてくるでしょう。
普通のコットンは、糸から生地にする課程で色々な化学処理が施されますが、オーガニックコットンでは、化学処理を極力行いません(すべてのメーカーがそうだとは言い切れません。良心的なメーカーほど化学処理をしないとは言えるでしょう)。そのため、製品になったときに大きな差が生じるのです。
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