ApparelX News編集部のヤマヨシです。この業界に約2年前に入りましたが、S.I.C、ROSE、DARINの違いが全くわかりませんでした。各社による違いについて各テープメーカーさんに聞いてきたので、今後のテープ選びにお役立てください。
目次
メーカーとはそもそも
製造業(せいぞうぎょう、英: manufacturing industry)は、原材料などを加工することによって製品を生産・提供する産業で、鉱業・建設業とともに第二次産業を構成する一大分野である。
wikipedia
ちょっとカタすぎますね。
テープメーカーに関しては、
原材料(糸)を加工(織ったり、編んだり)して、提供する会社
になります。この点について言えば、S.I.C、ROSE、DARINに違いはありませんが、S.I.Cは完全自社工場を持っており、他のテープメーカーは協力工場にOEMしています。あまりユーザーにとってはどっちでも良いと思いますが、自社工場があるかないかが一つの違いになります。
SHINDOは初期のころは、OEMで仕事を請け、テープを製造するまさに製造業だったのです。しかし、ある時から、S.I.Cというリスクを持つカタログを作り、アパレルメーカーに配布し、販売機能も強めてきたそうです。
簡単に言ってしまえば、自社工場か提携工場かの違いということですね。
とはいえ、各社自社倉庫にリスクを持っているので、ユーザーサイドとしては、あまり関係ないですね。
各社の担当者に強みを聞いてきたので、ご紹介します。
丸進さんでお話を伺ってきましたが、紐やコード類については、業界の中では、先んじて、商品開発をし、大きなシェアを持っているそうです。
売れ筋商品は以下のとおりです。
カラー展開が豊富で、きっと探している色が見つかります。
こちらは品番ごとにサイズが分かれおり、色展開も優しいカラーが多いですね。ポリエステルなので価格もいい感じです。
DARINにはもちろん、テープの定番であるグログランや綾などももちろん用意しつつ、レディースに特化したフリンジやブレードがまさに、DARINっていう感じです。
これ以外にもフリンジが多くあります。色展開は少ないですが、色々と品番展開しているので、是非チェックしてみてください。隣のオーガンジーブレードもまさにDARINという感じですね。
カラー展開が豊富なブレードです。デザインが良ければ、定番として使っていけそうなものですよね。
S.I.Cはやはり、商品のバリエーション、カラー展開数などの圧倒的SKUにより、定番品として使っていくには安心感があるのが強みです。また、各展示会でも新作商品を発表しており、大きいアパレルからブランド立ち上げたばかりの方まで使っていきやすいと思います。
このサイズ展開と、色展開は凄まじいですよね。SIC100は定番中の定番ですね。
ペタシャムリボンのポリエステル素材のものです。同じデザインでも様々な素材で用意があるのも魅力的です。
各社の強みがあるというのは今回各会社の担当の方に聞くことで初めて知りました。ただ、もちろんそのカテゴリー以外の商品を数多く、扱っているので、是非カタログをチェックしてください。結局はデザインと色展開、サイズ展開が重要な気がします。
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ApparelX News編集長。
レディース・カジュアルブランドのデリバリ業務を経て、現在は、アパレル資材BtoBサイトApparelXの運営をしています。自分自身が分かりにくかったことや、役に立てる情報を発信していきます。