ファスナーのスライダー2個つけるには？種類と注文方法について（初級編）

ApparelX NEWS編集部の森山です。

ここ最近、ファスナーを注文する際スライダーが2つ付いたものが欲しいけど、どうやって注文したらいいかわからない、違いがわからないなどお問い合わせを頂くことが多いので、今回ご紹介させて頂きたいと思います。

以前の記事でスライダー選びの基本を紹介しておりますのでそちらも御覧ください。

スライダー2個付けの種類

1．逆開ファスナー

左右に分離することができ、上下も開閉することができるのが逆開ファスナーです。

右の図の“MR”は右挿し、“ML”は左挿しとなっております。

逆開ファスナーの場合、スライダーはノンロックのものはつかないものとなっております。

2．頭合わせ（止めファスナー）

頭合わせは、ベースが止めファスナーとなっております。2つのスライダーの頭と頭が向かい合うところから「頭合わせ」と呼びます。

主にバッグなどに使用されることが多いです。

3．尻合わせ（止めファスナー）

2つのスライダーのお尻とお尻が向かい合うところから「尻合わせ」と呼びます。こちらも止めファスナーがベースとなっております。

主につなぎ服などに使用されます。

4．やや番外編

こちらは両面自由スライダーです。

引き手が両面に付いているので、表裏いずれからも引手を持って開閉することができます。

回転オートマチックスライダーです。

1枚の引手が回転レールに沿って移動できます。表裏いずれからも開閉できるリバーシブルタイプとなっております。

両面オートマチックロックスライダーです。

両面に引手があり、表裏いずれからも引手を持って開閉することができます。

まとめ

いかかでしたでしょうか。スライダーを2個つけるといっても、用途によって種類も多岐に渡ります。ApparelXではファスナーや引手、スライダー単体でも販売を行っております。

サンプルから量産対応まで行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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森山

アパレルでの販売経験を経て、現在はApparelXの注文のお問い合わせやデリバリ業務を行っています。おすすめ資材のご紹介や、注文の際の注意点など発信していきます。