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熟練の技で作る貝ボタンの阪本才治商店

昭和36年、貝釦の産地、奈良県川西町で創業。
当時から、伝統的な釦づくりはもちろんのこと、常に時代のニーズを取り入れたデザイン性の高い釦を生産。 主に高級婦人服や服につけるアクセサリーに使われる釦などを中心に、男性用の高級スーツ、ドレスシャツと、そのニーズは幅広く、上品で深みのある光沢、滑らかな質感を醸しだす阪本才治商店の天然貝釦は、アパレル関係者からの注目を集めている。

 

貝ボタンは天然の貝からボタンの形を作り出すもの。貝殻からボタン型に切り抜いた生地は、厚さも大きさもバラバラでそれを機械で削りボタンの形にしていく。

その中で、阪本才治商店は初代・阪本才治氏の熟練の技を受け継いだ2代目・阪本行祥氏が、二つと同じものができない白蝶貝、黒蝶貝、高瀬貝、アワビなどの天然素材にこだわり、オリジナル釦やレーザー彫刻などもを取り入れながら、つねに熱い思いで貝釦作りに取り組んでいる。

(写真左から、ツヤ出し加工中、レーザー加工中)

 

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